核酸栄養学 核酸に関連する最近の話題をご紹介しましょう


1.今テレビで話題の核酸

核酸は、細胞の新陳代謝を活発にする栄養素として注目を浴びています。 さる714日には、みのもんたさん司会の「おもいっきりテレビ」で「細胞から若返る食物」のテーマで核酸が取り上げられました。 核酸関連資料や鮭白子DNA、酵母RNAの粉末が紹介されましたのでご覧になった方も多いかもしれません。 また816日には遺伝子栄養学研究所の松永 政司先生が、「あるある大辞典(堺 正章さん 司会)」に出演して、ビールの栄養、特に核酸について話されました。

2.痛風と核酸 「痛風は核酸が原因ではない。」

核酸が話題になると出てくるのが、「核酸の成分であるプリン体は痛風の原因」とする仮説です。医学生が使う教科書にそういった記述があるため、それを信じる医師、栄養士が沢山いるのです。しかし、最近の栄養学ではちがいます。「核酸は細胞を守る必須栄養素」「核酸は痛風の原因ではない」と変ってきているのです。

痛風の原因

それでは何が痛風の原因なのでしょうか? 痛風研究の第一人者である、聖マリアンナ医科大学難病治療研究センターの西岡教授が「食肉フォーラム」で発表した「痛風、リウマチ性疾患と栄養」の関連部分を転載してみましょう。「高尿酸血症の原因としては、以前は肉類、卵類、トロ、イクラなどの魚介類が疑われて、これらプリン体含有食品の摂取制限、野菜類の推奨という食事指導が最近まで無反省に行われていた、しかし高尿酸血症の原因に食事は一切関係ないというのが、われわれ痛風研究者の最近の結論である。痛風の食事指導で指摘されていた食肉や魚介類(トロ、イクラ)の摂取は、関節炎という病気の形成には殆ど関与していないことが明らかになっている。現在、高尿酸血症及び痛風の原因として挙げられているのは、アルコール(飲酒)、激しい筋肉運動、メンタルなストレスの3つである。これらの3要素が重なれば、生体内で尿酸の合成も倍加される。」 つまり核酸(プリン体)は高尿酸血症に一切関係がないとの結論で、ここを広く皆さんに知って頂きたいと思います。

「核酸」は、体内で必要一定量に保たれているのです。「核酸」が食事からとられなければ肝臓で合成しまし、「核酸」をとれば肝臓で合成する量が減ります。余った分は体外に排泄されます。体内の「核酸」の量が一定に保たれているのですから、その代謝物である尿酸が増えたり減ったりすることはありません。従って「核酸」食によって痛風になったり、悪化することはありません。 科学技術庁の勧告(昭和49年)でも「痛風は内因性のプリン体の生合成過剰による」、つまり「核酸」を体外からとっても通風の原因にはならない、と明記されています。

ところで、尿酸は悪者と誤解している人が多いようですが、「血漿尿酸値の高い動物が長寿」との研究レポートがあります。尿酸はビタミンCやE以上に活性酸素を防御する力(抗酸化力)が強いからです。結晶化しない程度の高尿酸が健康に最も良い訳です。

3.肝臓病と核酸

お酒の飲み過ぎや環境汚染物質などの有害物質の摂取、脂肪やエネルギーの取りすぎ、運動不足などが非ウイルス性肝炎と脂肪肝の原因です。また肝硬変はウイルス性のB型、C型肝炎も含め、あらゆる慢性肝疾患の最終的段階として現れます。A型肝炎は感染するとすぐに発病して完治し、慢性化する事はありません。

生活上の注意

過労、飲酒、喫煙、ストレスを避ける事が何よりも大切です。 軽度の肝炎、脂肪肝の場合は、適度な運動も大切です。(肝炎が活動期の方、HBe抗原陽性の方は医師の指示をお守り下さい。)

食生活の注意

適正カロリー、タンパク質、ビタミン・ミネラル、核酸、食物繊維、高度不飽和脂肪酸(魚油、植物油に多い)が特に大切です。飽和脂肪酸(動物脂に多い)摂取を少なくするため、タンパク質は主として植物性タンパク、魚介類、卵を中心に摂って下さい。必要とされる栄養素を項目別に紹介しましょう。

核酸:1日当り、鮭白子エキスとして1〜3g、酵母エキスを300〜900mgお摂りください。核酸は肝臓の再生に寄与すると同時にγ−インターフェロンの分泌を促進するためウイルス性肝炎にも効果的です。

タンパク質:健康な人の1日必要量は、体重1kg当り1gといわれていますが、肝炎が活動期の人は1.5g以上、出来れば2gお摂りください。

ビタミン・ミネラル:ここでは書き切れませんが、市販の本などを参考にして保健量のの上限を目安にしてください。

食物繊維・オリゴ糖・乳酸菌:肝炎では肝臓の解毒機能が衰えるため有害な窒素代謝物(アンモニアなど)が増え、身体に大きな負担となります。また、高タンパク食のため、悪玉腸内細菌が原因で有害窒素代謝物が作り出されます。

核酸、食物繊維・オリゴ糖・乳酸菌は、悪玉菌を減らし、善玉菌を増やすため、有害窒素代謝物が減り肝臓の負担を軽減します。

大豆レシチン:肝炎から肝硬変への移行を予防し、すでに肝硬変が進行している場合も回復に役立ちます。1日当り15〜30gの粉末あるいは顆粒タイプの大豆レシチンの摂取をおすすめします。

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