編集便り

人間が持っている遺伝子は当初予測の10万個をはるかに下回る3万個程で、ショウジョウバエやミミズのたった2倍程度にしかすぎないということが明らかになりました。これは、出遅れた日本のバイオ研究やビジネスにとっては予想外の朗報といわれています。なぜならば人間の生命活動に必要なたんぱく質は10万種程あり、それぞれに対応する遺伝子があるはずである、というのが予測の根拠でしたが、どうやら1つの遺伝子が2つも3つもの役割をこなしているらしいということがわかったからです。こうなると遺伝子解読だけでは意味が無く、遺伝子が生命活動の源であるたんぱく質、細胞、組織を動かすメカニズムの解明こそが大切だということになり、いわば全世界が研究の同じスタートラインについたと同じことになったわけです。人間の遺伝子がミミズの2倍程度にすぎないのは、いわば内部を高度化する進化の結果なのかもしれません。

 

環境医学・栄養学研究所

VOL#22の内容('01/06発行)

核酸栄養学 核酸はインターフェロンを増やす特効食

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