核酸食とリウマチの関係

 関節リウマチは、日本国内には100万人の患者がいると言われている原因不明の自己免疫です。
私たちの免疫細胞の一つである「T細胞」にはTh1とTh2の2種類があり、このうちTh2が増えると「炎症性サイトカイン」という物質が沢山つくられ、この物質が関節を腫れさせ破壊していくのです。
つまりTh2を減らせればリウマチ疾患の改善ができるということです。Th2が増えることによっておきる病気は関節リウマチ以外にもあって、花粉症などのアレルギーや全身性自己免疫疾患などもこれによるものです。
こういった症状にはステロイド(副腎皮質から分泌される炎症を抑えるホルモン)が使われますが、体外からこれを与えられると自己分泌を抑えてしまうので、短期治療には使えても慢性疾患などの治療には向きません。Th2の増殖を抑える「免疫抑制剤」というものもありますが、これを投与すると体の免疫力そのものも落ちてしまいます。

 「核酸を食べるとTh2が減ってTh1が増える」という仮説*1があり、これについて昭和大学医学部の塩田清二教授がマウス動物実験をおこなっています。

結果は、マウスを使った実験では、核酸食によるさまざまな点で関節炎の症状の抑制と改善が確認できた、ということです。
(NPO法人KYG協会機関紙ジェネッサより抜粋)

 *1須藤信行, 久保千春, 古賀泰裕,Th1/Th2応答における環境要因の影響―特に腸内細菌、食物中核酸成分の役割について,日本アレルギー学会,2002.04.

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