コレステロールは高いほうが長寿

「長寿のためのコレステロールガイドライン」日本脂質学会発表

健康ニュースでは以前から、日本のコレステロール診断基準は間違っていると伝えてきましたが、201093日〜4日犬山市で開催された第19回日本脂質栄養学会大会において、「長寿のためのコレステロールガイドライン」がガイドライン策定委員会より発表されました。

悪玉と言われてきたLDL値さえ、高い方が癌死亡率や総死亡率が低かったのです。

以下はガイドライン序文からの抜粋です。

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 我々のガイドラインでエビデンスを示したように、総コレステロール値あるいはLDL-コレステロール値が高いと、日本では何と総死亡率が低下する。

 つまり、総コレステロール値は高い方が長生きなのである。このことは専門家の間では10 年以上前から分かっていた。

なぜこのような単純で重要なこ
とが一般には知らされていなかったのだろうか。

 今回、日本脂質栄養学会が中心となり、高脂血症のガイドラインを編集することになったが、本ガイドラインには今まであまり知られていなかった多くの事実が含まれている。それが可能になった理由は編集委員のほとんどが製薬企業から研究費等をもらっていないからである。

 ページをめくればお分
かり頂けるが、各編集委員の利益相反情報が記載されている。この情報こそ、ガイドライン作成者が最初にすべき最低限の情報開示である。これまでのガイドラインを見ればお分かりのように、このような情報開示はなかった。

 2008 年にマスコミ2社が調べたように、動脈硬化学会のガイドライン作成の多くは高脂血症治療薬メーカーから数千万あるいは数億の研究費を取得している(私学の場合は金額不明)。このような状態で、まともなガイドラインが作られるであろうか。

 コレステロールを低下させるスタチン類は日本で年間2500億円の売り上がある。関連医療費はその3倍。その中にかなりの税金が使われている。

 このガイドラインは、真に必要な情報をまとめ、無駄な、またある時は有害な医療をなくすことを目的として作成されている。

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ガイドライン全文はここをクリック

本はこちらで購入できます

 前にも書きましたが、スタチン薬の代表的なものであるメバロチンの基本特許が2003年に切れ、ジェネリック製品が出始めたここ数年、このようにスタチン薬はコレステロールを下げるが、コレステロールを下げても病気の予防効果は無いとする研究発表が相次ぐようになりました。

もう充分儲けたのでいいか、と医者と製薬会社が判断したとしか思えません。

現在のメタボ騒動も同じことのような気がします。
2013年には高血圧の治療薬についても、製薬会社のゆうりになるようにデータの改ざんがされ、大問題となりました。
それだけで高血圧薬の売り上げは6倍になったそうです。

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