高橋真梨子 '00.11.29(Wed) 東京厚生年金会館 (Update '00.12.5)
 CONCERT VOL.24 '2000 musee




 最新アルバムを中心にステージを繰り広げる「高橋真梨子'musee'ツアー」、 5月13日より全国32会場55公演のスケジュールもフランチャイズ(このご近所にお住まい)の 東京厚生年金会館5Daysを持っていよいよ終了(ファイナルは12月2日)。 ワタクシメ、7月3日の同じ会場、9月2日の「府中の森芸術劇場」にひき続き、3回目。 結構、観ておりますね(汗)。

 それにしても、今夜は驚愕のハプニングで幕開けでございました。
 最初のMCで真梨子さん。
「今夜はコンサートができないと思っちゃいました。いや、私は元気ですよ。みなさんの前、左右にスピーカーがありますね。今夜はそのエンジニアが いつまでたっても来ないんです。調べたら武道館、「Misia」のコンサートへ 行っていました。まあ、むこうは若いよ(笑)。。契約不履行ってわけ。」

 こんな無責任なことがあるんですね〜、もうビックリ。
「でも、久保田利伸さん、ASKAさんのライブのエンジニアさんがかけつけてくれました!」 ということで、いちおう始まりました。
 表面には出ていない様子ですが、出演メンバーはかなりお怒りのように 思えたのは、先入観だけでなく、何かご発言にトゲを感じてしまったからです。 ちゃんとしたリクエストコーナーではありませんが、客席に聴きたい曲を 質問して、「五番街のマリーへ」という声に応えてちょっとスキャットで 流した時も、「手拍子は止めようヨ、宴会じゃないんだから・・」と ダンナのヘンリーさん。
 珍しくキーボードの小松崎サンにマイクを振った時だって、 元はヘンリーさんの顔が小さいというハナシから「小松崎さん、顔が大きいよね」 とか、「声が小さいんだってバ」みたいにちょっとコワい感じ。 小松崎さん、ヘンリーさんより6歳だか年下なのに、いつも老人扱いされているのが可哀想。

 まあ、曲の方は相変わらずのボリューム感あふれたオトナのムードタップリで 進みました。おトクだったのは、NHK金曜ドラマ「マッチポイント」のテーマ「スフィア」を 生で全曲聴けたこと。CD化も未定で、ライブ鑑賞者だけの特典というわけでした。
 前回、前々回と曲のメニューも替わり、musix(このライブの企画・制作)だったかのURLアドレスが 書かれたヘンな衣装も今回は変更。

 最後のMCもどこかぎこちなく、身体が妙に揺れていて、何か本調子では なかったような今夜のライブではありました。

 ちなみに12月22日(金)にWOWOWで9月19日の「大宮ソニックシティホール」公演の 模様が、メンバーのスペシャルインタビュー付きで放送されます。
 また内容・タイトル・スケジュール未定ながら、早くも来年7月、ここでのライブ(5Days)が 決まったようです。


*本日の曲目(カッコ内は収録アルバム名)
(1)蟹のつめ(musee)
(2)蜃気楼(MELLOW LIPS)
(3)ごめんね・・・(RIPPLE)
(4)愛する人へ(Lady Coast)

*WOOD WIND ENSEMBLE
(5)ランナー(MELLOW LIPS)
(6)涙の街角(PURE CONNECTION)
(7)桃色吐息(Triad)
(8)そっとLovin' you(Couplet)
(9)Silent Love(musee)
(10)恋ことば(two for nine)
(11)スフィア
(12)for you・・・(Dear)

*HENRY BAND PLAY
(13)ボニータ(musee)
(14)黙秘権(musee)
(15)背中から撃たないで(Triad)
(16)Painter〜アグリジェントへ戻りたい
(17)グランパ(Eternally)
*
EC1 ハッピーエンドは金庫の中(RIPPLE)
EC2 フレンズ(two for nine)
EC3 貴方と(musee)