2001年9月29日(土)広島サンプラザホール 覚え書き
(Update '01.11.5)

早いもので9月も終わり。
スポーツ紙に「長嶋勇退」とスーパースター引退の記事が踊るなか、
ANA675(10時5分発)へ乗るために羽田へと急ぎます。
海外旅行帰りでやや疲れ気味だったところ、搭乗ゲートから飛行機へ向かう
バスの中で、なんとコーラス、メンバーご一行様と遭遇。
何か今日は朝からラッキーだワと、だんだん元気が出てまいります。
雑談で盛り上がっていて、何も知らない客にはどう映ったことでしょう。

広島空港に近づき、機内のモニタには下界の緑深い山々が映し出され、 まるで巨大な箱庭の上をゆっくり地上へと降りていくようでした。
到着後、手荷物が流れてくるコンベアーのエリアで、再びご一行様と再会。
中川さんは別便だったのか、お見かけしませんでした。
ユーミンはこの後の13時15分着の飛行機でご到着(web acaciaより)。

 
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街には「ねんりんピック広島」の旗がたくさん見られ、遠い所へやってきた、 という感じになります。

9月29日は良い天気でした。


昼寝をして更にパワーを貯めて(?)、いざ広島サンプラザへ。
JR各駅停車で岩国方面へ広島から3ツ目「新井口」が最寄り駅。
駅を出るとすぐに歩道橋が伸びていて、明石の花火大会の事故のあった駅を
思い出してしまいました。雰囲気がそっくり。。


会館正面の大通りを右に曲がり、裏手の緑地帯を抜けると会場へ到着。
そう広くはないロビーにあるグッズ売り場は大混雑、既に熱気がこもっている感じ。
「MUSIC DOOR」の第2希望で取った席は、ステージから実質2列目。
客席とステージの距離がどの会場よりも近く、キャパ3500と言われるこの会場は スタンド席も数列しかなく、本当にこじんまりとして、どこからでも良く見えそうです。
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会場の広島サンプラザ。左がホール正面です。


★ライブの思い出

 ライブ開始は18時39分頃。
 前奏曲が始まり、移動ライトが柱を上っていくと大きな拍手が沸き起こり、 早くも「広島は違う!」と思わせるに十分な盛り上がり。
 1曲目の前のドラム合戦では、たたき出されるリズムに合わせての 手拍子が起こる場面もあり、これから先どうなるんだろうとハラハラ、ドキドキ。
 拍手の強さが今までと全く違う感じで、自然に会場が一つになっていきます。
 スゴかったのは「あなただけのもの」の時で、何箇所かステージ前に出てきて歌いますが、 正に自分の目の前に来てくれて、ユーミンを10秒くらい独占して見れたことです(汗)。
 こんなに近いのは、まるで苗場に来ているような贅沢さでございました。

「夕涼み」後のMC。
「あらためて今晩は。このツアー、もう3分の2やってきまして、油が乗りきったところです。
 広島は楽しみにしていまして、(ツアーでは)毎年来ていますが、今日は違う気がします。
 私にとっては4年ぶりの広島。真夏に生まれたツアーの真夏の曲を初秋の広島に お届けしたいと思います。」
 そしてワ〜と大きい拍手がこの後に続きます。

 ファンの熱気に当てられたのでしょうか、アンプラグドではメンバー紹介ナシに 「acacia」が始まってしまい、こちらが焦りました。
 歌い終わった後で、「何かステージの準備が遅いなと思ったら、私、メンバー紹介しなきゃいけなかったんですね〜」 とか細い声で。さすがにご本人も焦ったのでしょうか。
 それにしても、ユーミンの号令(?)でスグに歌い始めたメンバーもスゴいと言えばスゴい。。

「アンプラグド」後のMC。
 ネットラジオの紹介がベスト盤発売のお知らせに入れ替わりました。
 「買うヨ〜」という客の声と拍手に、「わ〜スゴい。買ってくれそうな拍手。」
とユーミンの元気度もますます高まり、
「私って日本一、広島で人気があるんじゃないかなと。。」と更に盛り上げ発言。
 その時、どこかで「広島に来てくれて」と音頭があり、その後もっと多くの声で 「ありがとう〜」と続く客の団結力は正にここ、広島ならではと思いました。
 この後も熱狂的に(?)ライブは続き、メモする気分もなくなってしまい、 ひたすら楽しんでしまいました。
 歌唱は本当に安定してきて、全てが大満足で終わりました。
 終了時刻は20時48分頃、退場方向は南でした。

 終演後、遠征されていたお知り合いと市内の有名「お好み焼き」店へ。
 去年はご一行様が来られたお店なのですが、今年はユーミンは「お好み村」だったんですね。


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 翌日は雨模様になり、ホテルの 窓から見える遠くの山並みも 霞(かすみ)がかかっています。


 お昼前に雨が上ったころ、元安川に浮かぶちゃんとした「かき料理」のお店で本場物を堪能。
 おみやげは98年度全国菓子大博覧会名誉総裁賞受賞の「お好み焼きせんべい」と、 名古屋に続き、味巡りも楽しんでしまいました。

 帰路搭乗便ANA680(17時00分発)が飛び立つ頃には、また雨がより一層激しくなりました。
 東京も雨になっており、とても寒くなっていました。
 これにて「acacia tour 2001」の全ての遠征は終了したのでした。


★9月29日(土):アリーナ東8列