2001年10月20日(土)〜27日(土) 国立代々木競技場第一体育館 覚え書き
(休演:22日(月)、25日(木)、Update '01.12.24)

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10月20日(土)

 代々木公演初日。お得感満載でした。。
(例によってメモと記憶に頼って書いてます。間違いご容赦下さい。)

★「アンプラグドの時のメンバー紹介」が変わりました
 市川氏の紹介で「ゲレンデでは北欧の人になり、空港では中近東の人になり・・」
 と、中川さんも田中さんも含めサオオヤジX号の呼び方はありませんでした。

★アンプラグド3曲目に「One more kiss」
 「幸せになるために」が終わった後のこと。
 「こういうスタイルは機動力があって、思い立ったらすぐにも。。
  次の曲は今朝ここに来て「やろうか」ということになって
  お送りすることになった出来立てのホヤホヤの曲です。
  11月14日に発売になる私のバラード集、荒井由実時代の曲も入っていて
  必ずや何かのお役に立てると思いますが(笑)、その中の新曲です。」

★「One more kiss」が終わった後に
 「この曲はつい先日、LAでミキシングして・・例の事件の後で大変でした。
  空港が閉鎖したり、飛行機が飛ばなかったり、テープが危ないとかで。
  ミュージシャンはフロリダからクルマで陸路ロスへ来てくれたり。
  ミュージシャンはすごい集中力で臨んでくれました。
  そういう時だからこそ、悔しい気持ちとか性(さが)みたいのが
  背景ににじんでいるというか…、複雑な気持ちになりました。
  私は政治的なメッセージを込めるとか、積極的に行動するタイプじゃない。
  これからも日常を淡々と歌ってゆきます。全ての日常を淡々と。」
 そして「Lundi」へ。

★「青い船で」の後のMCで今後の予定発表
 「11月に"Sweet,bitter sweet"を出したらその後は苗場があって、
  アルバムは"SURF & SNOW Vol.2"を出す予定です。逗子もやる予定です。
  予定は未定かもしれませんが、やることはやります。
  ただし来年はツアーはありません。デビューしてからこんな年は初めてかな。。
  こういう感じのショーはしばらくお休みです。
  そして2003年のロシアンサーカスとの第2弾を予定しています。
  こんな先のことを言って見てくれるのかなァ。
  いつまで続くか分からないけど、カラダの続く限り頑張ります。」

と色々と盛りだくさんでございました。
カメラ隊が入っており、翌日のスポーツ紙各紙に記事が載りました。

10月27日(土)

いよいよツアーファイナル、ダブルコールが2曲ありました!

前振りはアンプラグドの時です。(以下、メモと記憶より)
「こういうスタイルは機動性があって・・」と始まり、
「今日は万が一、ダブルコールがあったらと、その練習もしちゃいました。
 あ、これ忘れて下さい。気にしないで下さい。」と期待感をあおります。

でも最後の「acacia」が終わり、メンバー紹介があり、
通常通りにステージを降りて退場して行ったんですね。本当にあるの、ダブルコール?
ところが、です。アリーナ西ブロックの最終列で、一同横一線に並んで再度おじぎ。
高まる大拍手。ちょっとの間、どうしようかという雰囲気のミュージシャン。
そして、一列になって再びステージへ戻って行きます。
もうこの時、会場は正に割れんばかりの大声援、スゴい騒ぎになってます。

1曲目は、出ました「DESTINY」!
歌いながらステージ外周を行進して行きます。
曲が終わり、メンバー、コーラスが定位置に戻り、とどめの2曲目「卒業写真」!!
まさかメンバー、コーラスのフル装備で「卒写」が聴けるとは。。
「荒井由実復活コンサート」以来ではないかと思われます。
ユーミンの声は涙まじりのよう。いつものファイナルの感覚に酔いしれてしまいます。

この時、いつもの退場方向のアリーナ西ブロックには警備の面々が並んでいないので、
もしや3曲目も?と期待しましたが、東ブロック側に退場して行きました。
「センターステージ=ダブルコール無し」の推測を気分よく裏切られましたです。
そしてその後、CDの「acacia」が流れたのも粋なはからいでした。

それにしてもやはり最終日は盛り上がりが全然違います。
昨日までがウソのようです。
ライブはアーティストと客のコラボレーション/キャッチボールで成立してるんですね。
拍手、手拍子、大阪や広島に負けないくらいだったと思います。
今日は1階のJ13列で高みの見物でしたが、私は大いに満足しました。
「あなただけのもの」のサーチライトや「夕涼み」のレインボー光線、
「哀しみをください」のステージ上の水玉照明、じっくり見納めました。
そして極めつけの「青い船で」は泣けました。
リングが回転して、交差しているように見えてきました。
この時、柱のライトがゆっくり上下しているのに気付かれたでしょうか。
太陽系の一番遠くにある星を眺めているような感じがしました。
この曲のあとの拍手は強くて長かったなァ。
ユーミン、今後の活動の言葉が出なくなりましたよね。


「Tour 2001」最終更新に寄せて

もうあと1週間で2001年も終わるというこの日を持ちまして、
「acaia tour 2001」ページの更新を終了致します。
上のほとんどは当日に「Thanks!!」に書いたモノの転載です。
ツアーが終わって2か月過ぎた訳ですが、演出が地味な分、パフォーマンスそのものの
想い出は確実に残っていて、終わってみればこれはこれで良いライブだったと思います。


★10月20日(土):1階北スタンド C2列
★10月21日(日):アリーナ西25列
★10月23日(火):1階南スタンド G4列
★10月24日(水):アリーナ北12列
★10月26日(金):アリーナ東27列
★10月27日(土):1階北スタンド J13列