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ミュージカル「フル・モンティ」〜東京国際フォーラム ホールC 〜 '02.8.23
(Update '02.9.14)
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97年に映画公開、2000年にミュージカル化。
ブロードウェイキャストによる来日公演です。
直前までネットでチケット半額セールがあり、
客の入りが不安な感じではありましたが。。
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(c) 朝日新聞東京本社 |
いや〜もう好奇心だけで観に行ってしまいました(恥)。
幕が上がるといきなりショウタイムが始まり女性の客を引き付けます。
ただ、もうスートリーは分かりきっており、いくら設定をニューヨーク州郊外の
バッファローに移したとはいえ、話しの展開は映画をなぞって観てしまうし、
前半は特に良い曲もなく、このまま最後の話題の(?)場面を待つだけか、と
思わせる流れでございました。
舞台の左右に電光で日本語字幕が出るのですが、これも直訳ふうでぎこちないのがどうにもこうにも。
いくらシロウトがショウダンサーになる話しとはいえ、役者はプロなわけで、
ヘタウマの演技をしてもちゃんと踊れるのは当然ということですネ。
面白くなってくるのは中盤で、練習に進歩が見られないグループがバスケットボールの勘を活かして
「マイケル・ジョーダン・ボール」で団結力が出てくるあたりから。映画版にはなかった黒人オルガン奏者
の堂々たる女漢ぶりも存在感が増してきます。
そして最後の場面へ流れ込むことになりますが、はい、ちゃんとしてました、ってどういうことでしょうか(笑)。
しかし、まあ、それほどのミュージカルではなかったと思います。「今が旬」といえばいえるのでしょうが。
最後の曲「Let It Go」が残るかもしれないけど、他の曲がパッとしていなかった感じでした。
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