040715

髙橋真梨子 　'04.07.15 (Thu)
　　　～東京国際フォーラム～　 (Update '04.09.06)

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　声って何歳まで出るんだろう…？
　てな、ことを考えていたらもう一年が
　過ぎてました。今年のコンサート
　スケジュールはすでに12月まで
　ビッシリ決まっていて、それって
　とても不思議な感じがしました。
　（略）
　がんばって歌っていきたいと思ってますので
　今年もどうぞよろしくお願い致します。
　（FC会員宛て2004年の年賀状より）

山野楽器でのアルバム購入時プレゼント賞品「オリジナルミュージックギフト券」

　本当に歌えること、聴いてもらえることが喜びであるといつも伝わって
くるのが真梨子さんのコンサートです。
　というわけで、2004年5月12日発売のニューアルバム「cinema」をフィー
チャーしたコンサートツアー（Vol.18）に行ってきました。
　あまりマスコミでは取り上げられませんが、この人の活動は本当にコンスタント。コンサート内容も実に安定していて、出来不出来のブレは全くナシ。
毎年のアルバム発売に伴うコンサートの東京公演は７月、１１月の年２回（４公演）。今回のツアーは全国40会場59公演！昨年よりも多くなっています。

　バンドメンバーの奥に立っての「月のダンス」でスタート。
　ニューアルバムからの曲がたくさん聴けるのがうれしく、次はいつ聴けるかと思うと、見逃すわけにはいかなくなります。
　ニューアルバムからは全９曲のうち６曲を歌って下さいました。
　コンサート定番の曲、ヒット曲の合間にMCを織り交ぜ、バンドメンバーのショウタイムもますます充実。今回は「ストンプ＋ホロンダンス」で、楽曲と同じくらいのリハーサルを行うとか。平均年齢44歳のバンドメンバーが何とかお客様を楽しませようと、必死な感じが伝わってまいります。

　真梨子さんの安定した歌唱力は、本当に気分をリラックスさせてくれます。
　バンドの演奏も素晴らしいの一言に尽きるものです。
　キーボード二人にサックス等のブラス楽器を基本として、一人何役もこなす人たちばかりで、演奏がとてもリッチに聞こえてきます。
　今夜は初めてのお客さんが多いようで「硬い雰囲気」とMCで語っていましたが、それを打ち砕くようにリクエストコーナーでは、聴きたい曲があちらこちらから投げかけられます。定番の曲をリクエストする方は初心者のようで、「後でやるよ」と言われて笑いを誘っています。
　今夜は「漂流者のように」がリクエスト曲として歌われました。
（前もって練習していた曲の中から選ばれるそうです。）

　ステージ幅の広いフォーラム。今夜は右端に近い席で、ステージの右半分は良く見えませんでしたが、今回も数本の可動トラスに張られたスクリーンが電動で動き、その中に照明が点灯するなど、ステージ後方のセットはモダンな感じ。曲に合わせて大きな袋状の布が下りてきて、背後からの照明できらびやかなシーンを作り出す演出もありました。
　ステージ後方をスクリーンにする趣向は、真梨子さんのコンサートではもうおなじみの演出。シャングリラIIはじめユーミンのステージにも参画している（株）林オフィスが今回も照明等のステージングを担当している模様。

　ロビーでは前回のツアー「method」で使われた衣装の展示も行われていました。
　ベストセラーよりロングセラーが多い真梨子さんの曲の数々をタップリと堪能させていただきました。
　「こんな私が化粧品のCMに出て良いのでしょうか」と謙遜されていますが、 CMでは「花王ソフィーナ」にダンナ様と共演中。もう何作目になるのでしょう。
　次回は11月22日に同会場にて拝見いたします。

Song List

　 1. 月のダンス
　 2. 色のたより
　 3. 流れる…
　 4. 多重人格
　 5. You turned to wind
　 6. Silent Love
　 7. ごめんね
　 8. Medley
　　はがゆい唇
　　桃色吐息
　　蜃気楼
　　無伴奏
　　フレンズ
　　Night and Day

　 9. Henry Band Play
　10. 万華鏡
　11. STOP MY LOVE
　12. 連絡
　13. グランパ
　14. 真っ白いシャツ
　　～Lonely girl Lonely boy～
　15. for you …

　EC1. 心閉ざさないで
　EC2. 遥かな人へ
　EC3. ワンダフルナイトcinema

　＊リクエスト「漂流者のように」(7,8の間?)