画像=23K
Swing Out Sister
 "Where Our Love Grows"
  Japan Tour 2005

  〜品川プリンス ステラボール〜
  '05.05.29 (Sun)
 (Update '05.05.29)

 6年ぶりの日本公演。
 そのファイナル、東京公演はあのステラボールで。
 日本好きな彼らの喜びが随所にあふれる
 くつろげるコンサートでした。

★UNIVERSALのアーティストサイトはこちら
★アーティスト公式サイトはこちら

 アルバム発売毎に来日していたS.O.Sですが、 前作2001年の「Somewhere deep in the night」リリース後は来日せず、 今回は昨年発売の新作「Where Our Love Grows」を タイトルにしたツアーで6年ぶりの日本公演。
 今夜はオールスタンディングで、全面板貼りのフロアーには US Army っぽい外国人の方もちらほら。 当日券も出ていましたが、満場という感じ。 フロアーは広く、一人一人にほど良いスペースが確保されていました。
 ステージ中央直前の位置も狙える整理番号でしたが、 やや後方ながら腰休めのあるバー(柵)にもたれつつ鑑賞。

 定刻5分遅れでバンドメンバー登場。
 ドラム、ギター、ベース、サイドヴォーカルの全4名。
 続いてコリーン姉さんの登場。
 黒のロングドレス、腕と背中の部分はレース状になっていて 素肌が透けて見えるよう。 輪っかのイアリングは肩に触れる程の大きい物。 ASIENCEなサラサラのロングヘアーは相変わらず。
 曲に合わせて両手をくねくね動かしながら、時には軽快に踊ったりして いつもの彼らのペースに引き込まれます。
 相棒のキーボード、アンディ兄さんは「エグゼクティブスペースにいる」とかで ステージには別のミュージシャンが登場。
(ちなみに二人は本当の兄妹のカンケイではありません。 息が合っているので、勝手にそう書いているだけです。 また原語を完全に理解しているわけではありません。念の為。)

 「コンバンワ」と日本語で挨拶するコリーン姉さん。
 「皆さんは私たちをファンタジックにしてくれます」と ファンへの感謝の言葉が続きます。

 S.O.S のライブの面白さは、CDとは全く異なるアレンジはもちろん、 メドレーをやったり、曲間に別の曲の一部を挟み込むとか、 ライブならではの編成が組まれていることです。 ジャズやフュージョンな感覚もありながら、 基本的にはポップスなのだと思います。
 イントロを聞いてもスグに何の曲か分からなかったりするのですが、 「Am I The Same Girl?」や「あなたにいてほしい」といった 日本で流行った曲になると、やはり会場の熱気は確実に高まります。
 最新アルバムは日本で最初に発売され、少し遅れてUKとUSでリリース。
 もしかしたら、どの国よりも日本で人気があるのかもしれません。
 メロディアスで軽快なサウンドは分かり易く、健康的で、 確かに日本人受けするような気はします。
 「マンチェスターからやって来た」というバンドの演奏は完璧。 PAも良くて、演奏も歌もバランスよく響いてきます。 ちょっとした個人パートの部分や演奏だけの部分では、 テクニックも冴えてかなり聞かせます。 サイドヴォーカルのシルビア嬢もパワフルでとてもお上手。

 本編は約90分で終了。そしてスグにアンコールが始まります。
 ここでようやく最新アルバムから1曲目の「Love Won't Let You Down」をご披露。
 ホーンが引き立っているCD版とはガラりと変わって、 ベースの低音を全面に出してちょっと重めのビートバージョン。
 続いて最初のアルバムに収録された大ヒット曲「Breakout」。
 二人がファッション・デザイナーに扮し、ラストはその作品を着た コリーン姉さんがファッションショウに華麗に登場するという、 ちょっとコケティッシュなプロモを思い出します。
 客の乗り具合は最高潮、身体の揺れは風になびく稲穂状態。
 コリーン姉さんはバンド一人一人とハグして、 いよいよ終わりと思うとファイナルらしい趣向が残っていました。
 ナンと全員で「3・3・7拍子」。客もつられてました(笑)。
 誰が教えたのでしょう。。

 全編110分のコンサートはアッという間に終了。
 もっと聞きたい気もしましたが、腰も痛いのでほど良い加減かも。
 シングル盤デビューして早くも今年で20年。
 アルバムでは色々な変貌ぶりが聴けますが、 最新作はポップスの原点に戻ったような輝きを感じます。
 ライブはいつも乾いていて、スコーンとあかぬけた感じ。
 大阪、名古屋、福岡ではブルーノートで公演が行われました。
 どんな雰囲気だったのでしょうか、聞いてみたかったです。
 次のアルバムの発売の後にはすぐに来て欲しいものです。