ここでは、男女の仲について、恋愛とか結婚、離婚について取り上げます。
恋愛とか結婚というのは、私もよく相談されることであり、また皆さんとくに女性の方の関心事ですが、なかなか一筋縄ではいかないものです。それ以上に、恋愛というのは割と短期的な事案であり、そのようなものには四柱推命よりも大六壬の方が向いていると思います。
それはそれとして、ここではいろいろな本から得た例を"hiroto"的に見ようと思います。
- 内 容 -
丁 | 癸 | 癸 | 己 | : | 53 | 43 | 33 | 23 |
巳 | 亥 | 酉 | 丑 | 己 | 戊 | 丁 | 丙 | |
- | - | 辛 | - | 卯 | 寅 | 丑 | 子 |
【命式】
癸亥年は34歳丁運にあたります。
秋生まれの癸ですから、季節的には強められることになります。癸は二干あり、しかも丑と亥に通根していますから、命式中ではもっとも強いといえるでしょう。もっとも亥は冲されているので、根としての作用は弱くなります。とはいえ比肩が強いので、我が強い性格といえます。
己は丑に通根しています。丁も巳に通根していますが冲ですので、己より弱いです。
格局は、年月支が会ですので、偏印格といっていいでしょう。ただし、水を強めますから庚辛は忌神です。
女命における七殺はあまりよくありませんが、ここでは一応喜神ということになります。丁も癸を弱めるので喜神なのですが、根も弱くほとんど喜神の役目を果たしません。したがって、この命式は喜神と目されるものはあるものの力がなく、いい命式とはいえません。
また、この命式は全部陰干、陰支ですから、バランスからみてもよくありません。
【判断】
夫との関係をみるために日支をみると、時支と冲になっています。
どの四柱推命の本にも書かれていることですが、日支が冲の場合は、夫と生別死別することが多いものです。この命式も例外ではなかったということになります。
では癸亥年はどうか。大運は丁で喜神ですから、いいことがありそうですが、丁は必ずしも己を生じませんし、弱い丁では強い癸にかないません。さらに、33歳は壬戌年ですが、丁を合して財をとりさるため、財的に不自由する年でしょう。癸亥年はそれこそ癸を強めるためよくない年です。あくまで推測ですが、夫の方は(どちらに責任があるかは別として)前年の貧乏がいやになったのと、妻がうるさくなったのとで嫌気がさして出て行ったのではないでしょうか。
3年後丙寅年は喜神年ですから、とくに財的な方面でよい年になるでしょう。
ある本で読んだのですが、日干支と同じ干支の年には、人生において重大な年になるという説があるそうです。偶然かもしれませんが、この命式ではそれが夫との別離の年ということになります。
さらに、癸亥は陰錯であり、とくに男女関係で悪いといわれますが、私はあまり重視していません。ただ、この命では日干支が陰錯になっています。
壬 | 癸 | 戊 | 己 | : | 45 | 35 | 25 | 15 |
戌 | 亥 | 辰 | 酉 | 癸 | 壬 | 辛 | 庚 | |
- | - | 戊 | - | 酉 | 申 | 未 | 午 |
恐れ多くも今回の例は、紀宮様こと黒田清子様を取り上げたいと思います。
で、テーマはあくまでご結婚にしぼっての検討です。(変なことを書いたら大変な非難を浴びそうですから)
【命式】
土用の癸水日主ですから、季節的に強いわけではありませんが、壬もありますし辰と亥に通根していますから弱くはないでしょう。土はというと、土用ですし、戌と辰に通根しており己もあるので、強いといえます。また日主と干合していますから、日主への作用は強いと考えた方がいいでしょう。では、どちらが強いかといえば、季節的な分、土の方がやや強いといえるでしょうか。格局に分類すれば正官格、用神は戊ということになるでしょう。
喜忌を考えると、原則としては、金水が喜神、木火土が忌神ということになります。しかし、甲についていえば、これは喜神だと考えます。なぜなら己を合去するからです。この命式は官殺が並んでいますから、どちらかを取り去った方がいいのですが、戊は日干と合していますから、この場合は七殺を除くべきでしょう。
ちなみに、甲は己と合して土化するという考え方もあります。こう考えると忌神ということになりますが、合はとにかく縛り合いですから、日干には構ってられない、と私は思っています。
【判断】
テーマは結婚の時期ということに絞りたいと思います。
結婚の時期というのは難しいですが、女性であれば正官運が本線で、沐浴や冠帯運、また吉命であれば喜神運、凶命であれば忌神運に結婚するというのが、私の考えです。もちろんこう単純ではなく、命式の官殺の関係を考慮しなければなりません。
さて、彼女の場合、2004年に婚約、2005年に結婚ですから、大運では壬運ということになります。壬は一応喜神です。この命式においては、日干を強める作用というよりは官殺に抵抗するという感じです。順調とは言い難いでしょう。しかし、喜神には違いはありません。
2004年は甲申年でした。甲木は殺を取り去り、申の蔵干は金水ですから日主を支えます。亥とは六害の関係です。申酉戌で方局ともなりそうですが、酉は辰と合していますから、方局には取り合ってられないでしょう。(方局は成立しないということ)六害の作用は私はあまり重視しませんが、日支との害ですから結婚へのいい作用はないでしょう。まあ、凶というほどではないかな。
乙木は己を合去はしませんが、土を抑えますから喜神としての作用があります。酉は金ですから、一応喜神です。
この2年はいわば西方運ですから、喜神の歳運といってよいでしょう。
なぜこの歳なのかをもう少しよく考えて見ましょう。
常識的に言って、結婚の可能性のある大運は、午運から壬運でしょう。申運では一般的に遅すぎです。
午運は忌神で桃花殺がついていますから、だまされて結婚する時期のような感じです。しかし皇族ですからこのようなことは考えられません。
辛運は喜神です。しかし実は辛は水を生じる力に欠けます。確かに戊土を洩らすのですが、戊は癸と合しており辛への作用は薄いです。辛は己を洩らすことはほとんどなく、かえって汚されてしまいます。とはいえ、辛運は喜神ですからこの期間の甲年は結婚の可能性があったと思います。でも若すぎると思ったのかな?確かに甲戌年ですから、月支と冲して合を解き官が強くなりすぎる感じはするので、なかなか結婚ということが言い出せなかったのかもしれませんし、宮内庁の締め付けが厳しかったのかもしれません。
未運は亥と会しますが、土支ですからやはり官殺を強めます。
女性は必ずしも喜神運で結婚するとは限りませんが、こと皇室ですから、相手を十分に検討する結果として喜神運に結婚しやすい環境にあるとはいえるのではないかと思います。
結論。喜神の金水運で官殺混雑という命式の傷を消す時期に結婚されたのは、皇室の方ならではと言えるかもしれません。私なら、この命式であれば、2004年を結婚の年と判断しますが、一年ずれてますね。婚約だからまあいいか。
癸 | 甲 | 己 | 乙 | : | 62 | 52 | 42 | 32 | 22 | 12 |
酉 | 辰 | 丑 | 酉 | 丙 | 乙 | 甲 | 癸 | 壬 | 辛 | |
- | - | 己 | - | 辰 | 卯 | 寅 | 丑 | 子 | 亥 |
【命式】
この命式は格局の判断が難しいです。月令が己土で甲己土がありますから化土格とも考えられますし、辰酉、丑酉は合ですから地支の土はあまり強くなく、また乙木がありますから、内格の正財格(月令は正財)とも考えられます。仮に化土したとしても(日干を戊土と見做しても)、従旺的な化土ではなく、冬生まれで癸水が強く、土の強い正財格といえるのではないかと思います。よってこの格は化土格ではないとします。
化土しなくてもこの命式は土の強い命式であり、正財と合する命式です。五行の強さとしては、土木水金の順であり、火は命式中に表れていません。喜神は木水、忌神は金土とです。ただし水は要注意で、冬生まれですから水が強すぎると浮木や湿木になりやすく、それを救うには火土が必要です。土は基本的には忌神としても、火は調候的に喜神でしょう。
本文に書かれている神殺について説明しますと、九醜とは悪い組合せの干支で、乙酉はその一つです。倒挿桃花とは日支の三合からみて年が桃花(沐浴)にあたる場合をいいます。すなわち日支辰の場合は酉年です。時支も酉で桃花です。十悪大敗も悪い干支の組み合わせであり、己丑、甲辰は十悪大敗です。
【判断】
ここでは離婚というか、男女関係にしぼって考えようと思います。
書によると、正財と干合する女命は多情であり、また日支の合は晩婚とされ、もし早婚すれば別れると言われます。
日支からみて、酉は桃花ですが、桃花と日支が合するのはとくに男女の仲に奔放な場合が多いものです。桃花がある場合は官殺があればいいと言われますが、この命式では酉が官であり、地支に複数ありますが、天干には官殺が出ていないので、男女関係が不安定な傾向を持つ命式といえます。
壬子年は大運も壬子ですが、水が強くなりすぎです。丑は子に合されて弱くなり、己は水を抑える力を失いますから、甲は浮木となります。浮木は漂流の客といい、生活の基盤を失ったり、肝臓や神経を痛めたりします。また己と壬は己土濁壬で男女関係が乱れる象意があります。この年に離婚するのもむべなるかなという気がします。
なお、私は九醜や十悪大敗の影響はあまりなく、正財合や桃花、また浮木や泛水の方が作用が大だと思っています。
庚 | 丁 | 乙 | 甲 | : | 61 | 51 | 41 | 31 | 21 | 11 |
子 | 巳 | 亥 | 子 | 壬 | 辛 | 庚 | 己 | 戊 | 丁 | |
- | - | 壬 | - | 午 | 巳 | 辰 | 卯 | 寅 | 丑 |
【命式】
冬生まれの丁で根となるべき巳が冲されています。また地支に水が多く、印である甲乙木は湿木であり力がありません。とくに湿った乙木はかえって丁火を弱めます。したがって身弱といえます。命式の五行としては木が一番強く、一応は木火金水土の順といえますが、実際には季節的にも水が強く、行運で壬癸が巡ってくれば水が最強となり、強さは大きく逆転します。よって喜神は火木で、金水土は忌神です。その中でも水はとくに厳しい忌神です。
上宮といのは日支のことです。孤鸞寡鵠殺日というのは、いろいろな説がありますが、一応孤鸞日とは、甲寅、戊申、辛亥、癸巳をいいます。あるいは孤辰、寡宿についての言及かもしれませんが、それらは別のページに記しています。
【判断】
庚辰年は印である乙木を取り去り、子と会してさらに日干が弱くなりますので、母親を喪うことになりました。
前も何度か書いていますが、日支が冲の場合は配偶者との生別、死別が多いものです。とくにこの命式においては日支巳は喜神ですからなおさらです。丙寅年は寅が亥と合して冲をとき、冬の木を丙が暖めて木が火を生じる働きが増すので、喜神年ということができ再婚することができます。
辛 | 壬 | 己 | 庚 | : | 55 | 45 | 35 | 25 | 15 |
丑 | 戌 | 丑 | 寅 | 癸 | 甲 | 乙 | 丙 | 丁 | |
- | - | 己 | - | 未 | 申 | 酉 | 戌 | 亥 |
【命式】
冬土用の壬日主ですし印も多いので、比較的強い日主です。しかしながら、正官己は地支に根も多く、土用生まれですからもっと強いです。また金は二干あり、丑戌に通根していますから、水よりもやや強いです。五行の強弱は、土金水の順で、木火は行運によります。喜忌は、金水が喜神、火土木が忌神です。
この命式では金水喜神で比較的強いのが特徴です。己壬は決していいとは言えない干関係ですが、庚金が己土を洩らしているのと、寅木が土を(少しだが)抑えているの幸いしています。
木については、甲木は己土を合化しますが、壬が弱くならなければ大丈夫でしょう。乙木は庚を合去するので忌神となります。
【判断】
戌運(30歳~35歳)は金の根となり、年運で金水が巡ってくるので喜神多く、この時期に結婚すれば吉となります。幸い本人もこの時期に結婚しました。
結婚した女性は日主よりもむしろ官星が壊されることを嫌います。まして印がある場合はなおさらです。幸い本来己土を剋する甲木は合化して戊土の作用を出しますから、己土は壊されません。乙木も庚金と合するので、己土は安泰です。癸運まではさして悪いことはなく過ぎるものと思います。
なお、『鵲橋命理3』ではこの命式は身弱官印相生格としており、このような命式は夫唱婦随の命としています。
辛 | 己 | 戊 | 甲 | : | 41 | 31 | 21 | 11 | 01 |
未 | 卯 | 辰 | 寅 | 癸 | 甲 | 乙 | 丙 | 丁 | |
- | - | 乙 | - | 亥 | 子 | 丑 | 寅 | 卯 |
【命式】
己日主で春生まれですから、季節的には弱い日主ですが、己土は戊土もあり、また地支に辰未と根もあるので、必ずしも弱い日主とはいえません。しかし年干甲は四支に通根しており、季節にも旺じています。また地支をよくみると、寅卯辰の方局となっていますし、卯未は半会です。したがって極めて強いといえます。一方官殺を抑える食神辛は地支に根がありません。しかも己土とはあまりいい関係ではなく、土生金の関係もあまり強くありません。よって、木土に比べて非常に弱いといえます。
この命式の場合官殺が強すぎますので、辛食神は喜神であり、それを剋する火は忌神と判断します。土を生じるから火を喜神とはしません。したがって、土金を喜神、木水を忌神とします。
【判断】
この命式は官殺が非常に強く、食神がそれを制することができないということです。女命でこのような命式の場合は、男性から暴力を振るわれたり、病気になったりします。
また、これは異論があるでしょうが、日支卯は桃花、月支辰は紅艶、"hiroto的"の十二運で卯は沐浴で、この命式の女性は色っぽいというか男好きのするタイプだと考えられます。また喜神の辛が己に汚される、いわゆる汚玉であります。
これらから判断すると、この女性は本人の意志とは無関係に男に好かれ騙され暴力を振るわれる、というよう目にあいやすいといえます。また官殺が強すぎるため自制心が働き、そういう被害をなかなか人に言いません。今はやりの言葉でいえばDVの被害になりやすい女性です。
実際はどうであったかといえば、すでに丙運12歳のころから性的な被害を受けています。丙火は辛金を合して取り去るので忌神、次の寅運も木を強めるので忌神です。実際にはきわどいところで助かっていますが、これは官殺が強いといっても、日主も比較的強いため、傷を受けずに助かっているといえるかと思います。
戊 | 丙 | 辛 | 庚 | : | 54 | 44 | 34 | 24 | 14 |
子 | 子 | 巳 | 申 | 乙 | 丙 | 丁 | 戊 | 己 | |
- | - | 丙 | - | 亥 | 子 | 丑 | 寅 | 卯 |
【命式】
日主丙は夏生まれで強いのですが、月支巳が申の合を受けます。辛金は丙と合しており、また通根の申は巳と合しています。戊土は通根なく、さほど強くありません。丙は他干の影響をあまり受けませんから、日主と財を比べるとその強さはあまり変わらないような感じです。
【判断】
この本の本文にも書いてありますが、一般的にいって三回も再婚ができるというのは、①美人である②最初の夫に暴力を受けていない と書かれています。私思うに、美人ではなくとも女性的な魅力あるいは母性的な魅力があるのは間違いないでしょう。暴力云々もわからないわけではないですが。
日主陽干で正財と合する場合、命中に財が多いと比較的浮気や離婚が多いように思います。この命式もそうです。
戊運は食神と財が強くなり、享楽的傾向が出てきます。寅運は巳申の合を解き、日主財ともに強くなります。(なお寅巳申は三刑であり若干の凶意を含みます)
日支は子で喜神なのですが、夫は悪い人ではないはずですが、力不足なのでしょう。50歳以降は北方官殺運に入るので、落ち着くものと思います。
[2012年6月30日追加]
庚 | 丁 | 己 | 辛 | : | 49 | 39 | 29 | 19 | 09 |
戌 | 未 | 亥 | 丑 | 甲 | 癸 | 壬 | 辛 | 庚 | |
- | - | 壬 | - | 辰 | 卯 | 寅 | 丑 | 子 |
【命式】
日主丁が冬生まれで、未と戌に通根しています。己土は丑未戌の三支に通根しています。庚辛は丑戌に通根しています。強弱としては土金が強く丁火は相対的に弱いといえます。喜神は木火、忌神は金水土となります。亥未は木局であり丁を生じます。ただ、普通甲があれば「劈甲引丁」になるはずですが、残念ながら己土と合して合去するのみとなりますので、甲が喜神として働いてくれません。(忌神ではないですが)
【判断】
原文のこの項のタイトルが「論救応」になっていたので、そのままタイトルとしました。救応とは命式の悪い部分を取り除くことです。(やや正確さに欠ける説明ですが)
著者は金寒水冷と評していますが、金寒水冷というほど丁は弱くはないと判断します。
この命式で結婚が遅い原因は、金寒水冷というよりは、正官が忌神であること、日支未が三刑を受けていることにあります。亥未は会ですが、卯木がないので刑を解くまでにいたりません。また、壬運は夫星とはいえ、壬は丁と合して強い忌神の正官ですから、逆に男縁がなくなり、また消極的になります。
寅運になれば亥と合して正官の強さを弱め、若干日主が強くなりますが、それよりも卯の方が刑を解くので、卯の運年が期待できます。卯運は44歳ですからちょっと遅すぎではありますが。
[2012年6月30日追加]
甲 | 甲 | 丙 | 己 | : | 50 | 40 | 30 | 20 | 10 |
戌 | 申 | 子 | 酉 | 辛 | 壬 | 癸 | 甲 | 乙 | |
- | - | 癸 | - | 未 | 申 | 酉 | 戌 | 亥 |
【命式】
冬の甲木ですから凍木になりそうですが、幸い月干に戌に通根した丙があります。また甲は数が多いと強くなります。地支には申酉戌と金の方局(離れていますが)があり、甲が強すぎるということはありません。むしろ根がなく申子半会水の印で多少持っているといえるので、木水が喜神、金土(火)が忌神といえます。丙丁火は調候的に必要な干です。
【判断】
筆者(鐘義明師)はこの命式を「上下貴乎情和、左右貴乎気協」のところで掲げていますが、ここでは早婚の例として挙げてみました。
さて早婚である理由を考えてみます。日支は申で子と半会しています。子は甲の沐浴です。また地支が金水が強い、とくに水(金生水)が強いです。水というのは生殖機能を示しますし、子が沐浴であることから、若いころから異性を求めがちであるといえます。それだけなら単なる遊び人という感じですが、申子の半会以外にはとくに目立った支関係はありません。大運をみますと、乙運は婚姻とは関係ないのでとばすとして、亥運は水で印ですが、同時に甲の根ともなり、喜神といえます。次の甲運は己正財を合して取り去りますので、甲運に入ると結婚は難しくなりそうです。
丁卯年は丁火が甲日子月の調候用神であると同時に己正財を強めます。卯は大運亥と木局で甲木を強めます。すなわち身旺財強の年であり、中年であれば発財ということになりますが、若いうちは婚姻の可能性が高いです。
なお、男命で子女を看るのは難しく、妻の命式がないと判断は下せません。よって子供についてはここでは言及しません。
[2013年4月21日追加]