’97/10月
ふとした偶然で出会ったワイサン(アニタ・ユン)とヤオシン(レオン・カーフェイ)は、
互いにひかれながらも決まった人がいるため、毎年同じ日同じ場所で年一回のデートをすることを約束する。
毎年デートをかさね30年もの間、年1回のデートを楽しむ。
その間に起こる数々の社会の流れや年齢の積み重ねで少しずつ二人は変わっていく。
だけど、どたばたコメディです。1964年から1994年まで時代の流れとともに
二人の関係の変遷をたどっていくんですが、ふーん、このころ香港はこうだったのね。なんて
考えながらみていると面白いです。
うーん、アニタ・ユンは前回見た「君さえいれば」の方がかわいかった。
今回のようなかわいこちゃんからキャリア・ウーマンへ、そして年を重ねた中年まで演じるっていうのは、
大女優っぽくって、いまいちかな。でもまぁ、ドタバタコメディは結構好きなので、楽しくみれました。
レオン・カーフェイも楽しそうだった。やっぱ彼はコメディの方が好きかも。
「愛人(ラマン)」を見たときは「うわっ、この人は好きになれない」って思ったものでしたが、
香港映画にでている彼は結構いけます。(すっかりファンかも)
舞台はベトナム。生活のためシクロ(自転車のタクシーみたいの)こぎを
している主人公の少年はやくざのもめ事に巻き込まれシクロを取られてしまう。
もめ事から逃れるため、あるやくざ(トニー・レオン)にかくまわれ、
やくざの手先の仕事をしていた。少年の姉もまた、そのやくざ(トニー・レオン)
に惹かれながらも、お金のため体を見せる仕事をしていた。姉は客の一人に
手錠をかけられ暴行をうける。それを見たやくざのとった行動は・・・。
少年の若々しいバネのような動きが、パワフルなベトナムの街にすごくよく映えてます。
ベトナムは行ったことないけど、きっと本当にこんな街なんだろうなって感じます。
湿気の多い亜熱帯の街のうっざりした感じもよくでていて、見ていると遠くへいけます。
全体を覆っているバイオレンスな雰囲気がちょっと辛かったりもするけど、
強くてパワフルな映像で怖いんだけど好きでした。
やくざの3人の仲間もみなかっこいい。トニー・レオンはかっこいいのは
当たり前さっ。また、お姉さんと仲間の娼婦の2人の女の子がすごくすごーく
かわいい。裸の絵なんか出てこないのに超エッチ。あけすけで無防備な
態度がそそります。
少年がトカゲを捕まえてしっぽ切っちゃうとこ
また見たの?っていわれそうなほど見てる。
同じ時間同じ場所ですこしづつ交差している2組の男女の恋愛もの。
刑事のモウ(金城武)は彼女にふられ、彷徨っているうちに麻薬の元締めの
ブリジッド・リンに出会い恋をする。
なんてったって雰囲気がいい。ぼんやり浸るには最高です。
音楽なんかも、「夢のカリフォルニア」なんて懐かしい曲や、フェイ・ウォンの
歌う曲なんかすごく素敵。
内容はウォン・カーウァイっぽい、ちょっとキザでちょっとワイルド。
女性はみなたばこを揺らす物憂げな表情と、あのテンション高い中国語が
いいぐあいにマッチしてすごくセクシーです。
金城武はこの作品がやっぱ一番かわいい。すごくかわいい。
抱きしめてやりたくなるほどです。トニー・レオンはすっごくすっごくセクシー。
どっきどっきです。あのフェロモンはたまらない。
笑顔なんてもう、悶絶です。
トニー・レオンの食事する姿
しかし芸術家というのはなんと繊細でピュアなんだろうと感じました。
多分その感受性が命取りなんでしょうね。神様はなにかをお与えになったら、何かを奪うものらしい。
父親も息子を愛するあまり、息子を手放せない。出ていった息子にたいして素直に
なれない。昭和一桁のお父さんたちにもちょっと通じているかも。不器用だけど愛情深い
父の姿に涙しちゃいました。
「人生は生きぬかなくてはならない」っていうのは私の信念にもはまって、本当はあまり
この手の映画は得意ではないのですが、この映画は大好きなものになっています。
原作は芥川龍之介の「藪の中」。山を越えていた夫婦は山賊におそわれる。
夫は殺され女は犯されている。夫を殺したのは誰か。三人はそれぞれ
違う証言をする。
むかし黒沢監督の「羅生門」を見たときには、京マチ子の美しさと
ミフネの野蛮なかっこよさにひかれました。いまでも大好きな映画で、
これも期待してたんだけど。期待しすぎだったのがいけないのかなぁ。
金城くんの声は案外、野太いことに気が付きました。
日本語をはなす金城くんがちょっと新鮮。
原作は松本清張です。家出して天城越えしていた14歳の健三は娼婦の
ハナにであう。次の日ある流れ者の浮浪者が死体になって川から発見される。
ハナは逮捕され厳しい取り調べを受け自白する。
40年後健三はその当時の刑事の訪問を受ける。40年前の事件の真相は。
本当は誰が殺したのか、なぜ殺したのか。っていうサスベンスです。
少年の恋心と潔癖さが悲劇を招いてしまいます。いまいちなぜ彼は殺さなければ
ならなかったのかは、わかりませんでした。それは私が女だからかもしれません。
彼女の方も彼の犯行とわかっていながらだまっていてくれます。
大人の女の愛情なのかなぁ。自分を慕って人殺しまでしてくれた少年を
かばう気持ちはちょっと分かる気もしますが。結局少年は恋した女性に罪を
着せてしまうのが、なんとも皮肉です。
田中祐子が天使のように優しく美しい女性と、あばずれな娼婦を演じています。
色っぽくってどきどきです。少年の目でみた大人の女性みたいな撮り方してるので、
なにやらこっちまで恥ずかしくなってきます。
松本清張原作です。兄の無実の罪をはらすため熊本から上京してきたきりこ(賠償千恵子)
は高名な弁護士である大塚のところへ行き、弁護を頼む。
大塚はきりこの熱意に動かされながらも弁護料と時間がないという理由で断る。
きりこの兄は獄中で死にきりこは上京してホステスになる。そんなある日
きりこは大塚の愛人がたまたま殺人現場に居合わせたのを発見する。
証言を頼む大塚の愛人に対してきりこは、ある復讐をかんがえる。
ていうお話です。
全体に孤独なきりこの姿があります。淡々と復讐に乗り出す彼女の決意が
いたいほどわかるんだけれども、さかうらみされた形になっている弁護士も
かわいそうでしかたない。結局は復讐は成功したけど、孤独は変わらないわけだし。
このお話もずっと冬です。ずっと寒い。松本清張のお話は冬が似合うんでしょうか。
賠償千恵子はすごくかわいい。それに気高く気品がある。貴族ですね。
おどろいたのは同じホステス役の市原悦子。なんかケバい水商売の女を
演じていてびっくりでした。
松本清張原作物。結婚して1週間目に失踪した夫をさがして、主人公の
女性は金沢にむかう。金沢での夫の足取りを追っていくと意外な事実が
うかぶ。金沢では夫は別の名で別の人と結婚していた。そして自殺していた。
夫は誰に殺されたのか、なぜ殺されたのかを追っていく。
その陰には戦後の女の悲しい過去が浮かび上がる。
金沢の雪の景色の中で、夫の優しい顔や姿を思い出しながら探している
主人公があまりに寒そうで孤独で切ない。また、金沢で捨てられた方の女性も
夫を待って裏切られる悲しい女性で、彼女が彼を迎える無邪気な姿がつらい。
ずっと冬で寒そうで凍えそうで、日本海の荒涼とした風景が妙に寂しい。
1961年作なので、もう若くもない私でさえ生まれる前の作品です。
全然古さは感じません。昔の人は女性も男性もなんて端正なんでしょう。
物腰も優雅で叫んでも悪ぶっても上品で気高い。音楽もなんて切ない。
芥川さんらしい悲しみを増大させる音楽もいいです。
毎日麻薬と暴力、セックスに囲まれて暮らしている若者たちのお話。
仕事もせず麻薬におぼれ、麻薬を買うために犯罪を犯し、イライラすると暴力を犯す。
仲間も平気で裏切り、自分の子どもが死んでいるのも気づかずヤクにおぼれつづけている。
そんな仲間といっしょにつるんでいくのが嫌になったレントンは定職に就き
まじめに社会生活に取り組もうとするが、そこに昔の仲間が一人づつ彼をたずねてくる。
っていうとはなしです。現在の若者のすべてをあらわしているわけじゃないけど
病んでる都会のフラストレーションみたいなものを感じました。
ファーストフードにはいった強盗が銃で客を無差別に撃つ事件が発生する。
しかしそこに居合わせた一人の男がみんなの傷を癒し姿をけした。
モルダーたちは捜査をはじめるが、そんな時モルダーの母の危篤が知らされる。
母は倒れる前例の肺ガン男と会っていた。彼の目的はなにか、傷を癒した男は何者か?
いままでの謎の集大成みたいなもの。かな。でも終わり方があまりに完結していないので
「ええええ!!!」って声が出てしまいました。
地球に彗星が接近し彗星の周りの小惑星・エロスが地球にぶつかることがわかった。
小惑星の規模は地球を氷河期に戻してしまうほどの規模だった。
天文学者の主人公(アナベラ・シオラ)は政府に訴える。大統領はミサイルで
エロスをうち崩すことを決定。計画は成功するが粉々になった惑星のかけらは
天文学者の息子と父のいるカンザスにふりそそぐ。という自然災害のパニック
もの。
「シクロ」
出演 トニー・レオン
少年がまたかわいい。純粋で生きることに一生懸命。ちょっと泥臭い感じが
かえって新鮮でした。
一時停止・巻き戻しぽいんと
トニー・レオンの部屋に2人の娼婦が帰ってくるところ
2人の女の子はすごくかわいい。パンツなんか見えちゃったりするんだけど、
子猫ちゃんのようにかわいい。
しっぽだけになってるんだけど、ピクピクうごいてて、それを少年はくわえてる。
ぎゃーー。
「恋する惑星」
監督 ウォン・カーウァイ
出演 トニー・レオン 金城武 フェイ・ウォン ブリジッド・リン
警官633に恋をしたフェイは彼の部屋に忍び込む。警官633は
スチュワーデスの彼女と別れたばかりだった。
一時停止・巻き戻しぽいんと
トニー・レオンのブリーフ姿
かなりやばい。そこらのおやじも半分はいってる。でもなんかいいんだ。
これは超セクシー。こんなにセクシーにものを食べる人はいません。
「シャイン」
厳格な父のもとピアノにうちこむデビッドは、
天才と誰もが認める将来を期待されているピアニストになるはずだった。
王立音楽学校への奨学生となったかれは父を反対を振りきりロンドンへむかう。
コンクールでは優勝するものの、彼はあまりのうちこみ方に精神をおかされてしまう。
父は自分から離れていったデビッドを愛しながら受け入れられない。
しかし精神病院を出たデビッドは酒場でピアノを弾くことに喜びを感じ、人生を立て直していく。
というちょっと重たいお話。実話だというのがまた重たいです。
「君さえいれば」
出演 レスリー・チャン アニタ・ユン カリーナ・ラウ
女性歌手ローズ(カリーナ・ラウ)の大ファンのウィン(アニタ・ユン)は彼女に近づきたいため、
男性のみのオーデションに男装して応募し受かってしまう。
ローズのプロジューサーのサム(レスチー・チャン)と同居するうち、ウィンはサムに恋をする。
サムは男性だとおもっているウィンに惹かれているのに気づき自分はゲイではないかと悩む。
という、ハッピーなハッピーなラブコメディーです。
ウォン・カーワァイが描く香港よりもっと明るくあか抜けた大都会を思わせます。
レスリー・チャンも楽しそうにやってる。
結構ラブ・コメディは苦手だったりもするんだけど、これは楽しめました。
アニタ・ユンの男装は超かわいい。(でもどうみても女の子)
はちゃめちゃなんだけど、ちょっと切ない。ばかばかしいけど、面白いです。
一時停止・巻き戻しぽいんと
ウィンが同居人と一緒に男装スタイルを考えているところ
いろいろな男装スタイルででてきます。どれもこれもすっごいかわいい。
「猫が行方不明」
3年ぶりのバカンスを楽しむためにクロエは猫のグリグリを預ける。
帰ってみるとグリグリは行方不明になっていた。グリグリを探して
クロエはパリの町を歩き回る。というフランス映画らしい映画です。
これといってなにもあるわけではないんです。ただ猫を探して
町中うろうろしてるようなお話。フランスの町中が美しく鮮やかに描かれていて
きれい。クロエや登場人物のきているお洋服とかもすごくおしゃれ。
ぼんやりみるにはちょうどいいかな。90分っていう時間もちょうどいいかも。
退屈なんだけど、なんかいいんですよね。フランス映画って。
みるまでに勇気がいるんだけど、見始めると最後までみちゃうんですよ。
黒猫のグリグリちゃんもかわいいし。フランス語の抑揚のないテンションの
低い音がまたおシャレです。しかしフランス人はきれいだ。
一時停止・巻き戻しぽいんと
グリグリ発見
どこで見つかるかは内緒。
「MISTY」
出演 豊川悦司 金城武
うーーん、大好きなトヨエツと金城くんなのに、なぜか楽しめなかった。
何度か寝ちゃうかもと思った。大好きな豊川さんの切ない表情はなかったし、
しぐさがかわいい金城くんはずっと縛られてたし。
「天城越え」
出演 田中裕子 渡瀬恒彦
一時停止・巻き戻しぽいんと
田中祐子のラブシーン
一つは少年の靴づれをなおしてあげているところ。少年とのラブシーンは美しい。
もう一つは浮浪者とのラブシーン。こちらは隠微でエロチック。
「霧の旗」
監督 山田洋次
出演 賠償千恵子
一時停止・巻き戻しぽいんと
倍賞千恵子がだんだん弁護士さんを誘惑して行くところ。
最初はあんなにさけて冷たい仕打ちなんだけど、だんだん手なんか握っちゃって
うちとけていくところの姿がかわいい。「ゼロの焦点」
一時停止・巻き戻しぽいんと
お兄さんが殺されるところ
お兄さんはいまは亡き2代目水戸黄門様でした。若かりし彼はすごく美しい人でした。
「トレイスポッティング」
バイオレンス激しく映像にも遠慮がない。精神的に参ってるときやお腹いっぱいのときは
お勧めできません。なにもそこまで・・って思うところもありましたが、思った以上に
面白かったんです。スピード感もあり、悩みながらも堕落していく若者たちの姿が胸に痛い。
ちょっと物足りない気がしたのは映像にできないものが原作にあるのでしょう。
原作があるのなら読んでみたいと思った。
一時停止・巻き戻しぽいんと
最後の彼の決意
自分は「あなた」と同じ人間になる。という彼の決意。はっきりいってここまではこの映画は
すきでなかった。この部分で一気に好きになりました。感動します。最後まで我慢してみる価値ありです。
「X−FILE タリサ・クミ」
出演 デビッド・デゥカプニー ジリアン・アンダーセン
X−FILEのなかではこの陰謀ものが私は苦手です。完結してないし
完結するわけないと思ってるから(だってわかっちゃ終わっちゃうもんね)
いまいちはいれない。でもモルダー家は母までも陰謀に荷担していたのか!!っていうのは
ちょっと驚きでした。はやく第4シーズンレンタルして欲しいな。(12月らしいです)
「アステロイド」
出演 アナベラ・シオラ
アナベラ・シオラは好きな女優さんだったので私は楽しく見れました。
内容は面白いがCGとか模型の作りがちゃち。もうちょっとお金かけた方が
よかったんじゃないかな。ちょっとリアリティがないところもあって、
CGや特撮なれしてしまった今となっては、物足りなさが残ります。
一時停止・巻き戻しぽいんと
ミサイルを積んだ戦闘機が乱気流にのまれるところ
はっきりいって飛行機がすきなんです。戦闘機が空母から出てきて飛んでいくまでがすき。
飛行機がすっごくかっこよく撮れてます。