1995年11月1日−11月4日

サイパン奮戦記     KH0U(JA1QNV) 田辺 実 東京はすでに晩秋の頃、PIRC(パシフィックアイランダーズクラブ)と浜松ノビスクラブと オリオンクラブ3者合同でサイパン島に移動して来ました。 今回のサイパン行きですが、私には2つの目的がありました。 1つは初めての海外ペディをすること、もう1つはExtra級ライセンスを 現地で受け取ることでした。昨年の秋から移動計画をしていたのですが 、今年の2月に行く予定が流れてしまい、その後ハムフェアの準備や コマーシャルの都合などでのびのびとなってやっと念願かないKH0の 移動となったわけです。 11/4に成田を出発して、一路サイパン島へ。空港につくとそこは すでに常夏の島。なにしろ晩秋の東京から平均気温30度前後のところに いきなり来たわけですから、暑いのなんのって・・。荷物待ちを利用 して早速先発組と433MHzで連絡。「KH0SこちらはKH0Uです」 と呼ぶと59で応答あり。なんと空港のすぐそばの道で手を振っている ではありませんか!! 兄(KH0S)は11/3にサイパン入りしており、仲間8人で空港まで 迎えにきてくれていました。早速、無線機がおいてある場所まで移動 したのですが、なにしろどこまでもも青い空と、素晴らしい珊瑚礁の 景色に圧倒されながらの移動となりました。 空港の近くの小高い丘にあるホテルの屋上にZeppとVerticalアンテナを上げ 4階の一番階段に近い部屋にリグが設置してありました。これはPIRCの 今石さん(JF6BCC/1:KH2GR)が11/2にサイパン入りをして設置したもの です。駆けつけ一杯ならぬ1交信をさせてもらい、まず29MHzのFMで QRVしました。夕方前でJAが良く開けており殆ど430MHzのFMののりで 60局近く交信することが出来ました。その日は、サイパンのPO.BOXを 管理しているKH0CQ(MARIO)さんがわざわざライセンスを持ってきてくれました。 インターネットなどですでに「KH0U」というのは知っていたのですが 実際に手にするのは感激!! その夜はシェフ奥田氏の料理とアルコールで大いにDX談義に花が咲きました。 次の日は、浜松ノビスクラブ主催で、サイパン島ではおそらく日本人に よる初めてのVECが実施されました。鈴木さん(WR1J)が責任者でVE の資格を持っている5名が参加。当初マリアナ大学で予定していたのですが 参加人数が少なくなったため急遽我々のホテルで実施。日本人2名と 現地の人1名が受験しました。現地の人は見事ノビス級に合格したそうです。 帰国する人を空港まで送ったあと、サイパン島内をドライブしたのですが その際北マリアナ連邦とグアムの旗を売っている店を見つけ購入しました。 (この旗はその後アンテナポールにはためくことになります!) サイパンは玉砕の島であり、鎮魂の島。島内各所には戦争の傷跡が随所に 多くあり平和の大切さをしみじみ感じた旅行でもありました。

発行したQSLカード
以上

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