9月の九州に備えて、カーナビをゲット。
早速バイクに取り付けて、旅で使えるようにしました。
やってみると意外と簡単。使い心地も満足です。

いままでは、本当に小型のGPSを使っていました。GARMIN社製の「GPS3」と言う機種で、簡単な地図も表示できて、それなりに重宝してきました。でも、振動に弱く、走行中に切れてしまうこともしばしば。それにルート案内がない最大の弱点がありました。カーナビは、目的地を設定すれば、道案内をしてくれます。これが欲しかったのですが、たまたまCD式のポータブルナビを買ったばかりの某社長様が、DVD式が出たというので買い直すこととなり、まんまと手に入れることができたのです。無期限貸与と言うことになっていますが、もう私の物です。

■手に入れたのは、パナのデルナビ「GT50-Z」
定価では10万円近い代物。秋葉原で78000円くらいで買った。使用1回目で、同じくパナからDVD式が発売された。その社長「あっそう。じゃ、買い換えよう」。そりゃあ、DVDの方がいいのは決まってはいるが、買ったばかりでなんとも贅沢だ。日頃仕事用のクルマでは、DVDを使い慣れているので、CDは遅く感じるそうだ。バイクの旅ならばそれほど高価な物は逆にもったいないというか、旅らしくないと言うか、CD式だってないより絶対便利なので文句なく使うことにする。ありがとうございました。

この機種は、おそらくCD式「デルナビ」の最終機種とも言える物で、盛りだくさんにいろいろな機能が付いている。まず、カーナビ。そして、テレビが映り、VICSの渋滞情報も取れる。本体だけのシンプル構造で、画面だって生意気にでかい。バイクには十分すぎるし、その割にはコンパクトだ。問題は取付で、頭をひねった。
まあ、私の場合雨がつきもののバイクツーリングだから、クルマのようにそのまま取り付けるわけには行かない。雨をカバーすることがまず大切で、タンクバックに仕込もうと言う計画はすぐに思いついた。しかしピッタリのタンクバックがあるかどうかが問題で、まずは、上野にでかけました。

■タンクバックは、JTZCの「7156ストリート・タンクポーチ」
正直、たくさんのタンクバックの中からこれを選ぶのにはかなり迷いました。バックの上面が透明で、かなり厚みのある物があるかが心配でしたが、それは結構ある。最近の地図帳が厚手の物が増えたせいか、2、3センチのマチがついている。で、どれにするか迷ったあげくに、
1.タンクバックは大きすぎると結構面倒。
2.窓の後ろ部分は、マジックテープで不安だけど、雨の時はカバーで対応。
3.なんと言っても全部が黒はこれしかない。
と言うことで、JTZCの「7156ストリート・タンクポーチ」を選んだのです。

結果的には大正解。家に帰って早速カーナビを納めたところ、誂えたようにぴったり。もともとついている長いコードも(後述)上手く収まりそう。最上段部分がマジックテープ止めであることが、コードを出すのにも好都合であることに気づいて、さらに喜んだ程でした。もちろんカーナビ用のタンクバックもあるのですが、ちょっと大げさなのが気に入らなかった理由です。カーナビが斜めに立ち上がり、日除けがついてて、それは便利そうですが、さりげなさにかけるので止めにしました。
おまけにこのバックは、二段目の容積がかなり大きいので、地図帳、カメラ、財布、カーナビのリモコン、タバコぐらいは楽に入ります。マグネット式でバイクに取り付けてもしっかりしていて、ゴムのセーフティベルトもついているのですが、いままで一度も使っていません。X4でぬおわkm/hまでは、全く大丈夫でした。まあ、カウルがついているので、風の影響はほとんど受けていないようです。

■電源は、バッテリーから。取り外し簡単を考える。
いくらポータブル、デルナビと言っても電源は電池と言うわけには行きません。12Vのバッテリーが必要です。クルマの場合は、シガーライターから取る仕組みになっていて、コンセントもそれ用です。であれば、バイクも同じです。

市販の「線つきソケットを買ってきて、バッテリーから直接取っちゃえばいいのです。バイクのコードを探り当てて、そこから配線するより、直接バッテリーの方が簡単です。と言うわけで、日曜大工センターに行って買った物は、
1.ギボシ端子セット160円 バッテリーからのコードと、端子セットを繋ぎます。まあ、線同志で、ビニールテープで巻いても良いのですが、バイクらしいかなあ、と言う感じです。
2.線つきソケット(メス)640円 ここにカーナビのソケットを差し込みます。
3.ダブルコード480円 ブラスマイナスの印がついている物が絶対です。
4.丸形端子セット160円 バッテリーに繋ぐための端子です。
合計で1440円。これくらいは仕方ないでしょう。これだけ揃えば、バッテリーから電源を取って、ソケットと接続し(上の写真)、それにカーナビ側のソケットを入れればよくなります。つまり、これを抜けば、バイクとカーナビはいつでも切り放せることになります。ツーリング中の休憩や、宿泊時など、ソケットから抜くだけで良いと言うわけです。

■カーナビ側の準備
カーナビ側でしなくてはならないのが、アースの処理です。クルマの場合だと、サイドブレーキに付けて、走行中は操作できないようにするのですが、バイクの場合もともと走行中は操作などできません。しかしどこかにアースしなければならないことは確かです。一番簡単な方法は、ナビ側のソケットにアースをつけてしまう方法です。ソケットの外側の金属板の部分がマイナスなので、そこに直接固定します。これでアースは大丈夫。ソケットの中に5Aのヒューズも入っているので、直接バッテリーから取っていてもまず安心です。

あとは、ながーーいカーナビのコード類をどうするかです。このコードの長さにはほとほと呆れてしまいます。かといって途中で切って短く繋ぎ直すのもなんとなく惜しい気がします。クルマで使うこともあるかも知れない、などと貧乏性が顔を出します。ともかく小さくまとめてテープで固定しました。必要な長さだけを出して、あとはタンクバックの中に入れてしまう。この方法しかありません。でも透明のビニールの中にぐるぐるのコードはいやなので、本当に小さなポーチの中にコードを入れて、タンクバックに納めました。まあ、まあです。

■音は耳で聞く。これ、当たり前。
ルート案内の重要な情報は、音で始まります。それに、バイクでの走行中は、ちょくちょくカーナビの画面を見るわけにも行きません。だから、ちゃんと音が聞こえるようにしなくてはならないのです。幸いにもイヤホン出力がついています。これを利用してヘルメットの中に音を導けばいいのです。

まずはウオークマン用のイヤホンをヘルメットの中に仮止めして実験。聞こえます。でも音量が小さい。高速道路では聞こえないでしょう。で、オープンエアー型のイヤホンを購入。パイオニア製とはいえ、980円。これの耳にかける部分を、パキンと取っちゃって、ヘルメットのちょうど耳の穴の部分にマジックテープで固定。最近のヘルメットはインナー脱着タイプだから、作業も簡単。これで実験してみたら、見事に聞こえる。一般道ではうるさいぐらい。高速道路でも120km/h以下なら問題ない。「運転が長時間になっています。ちょっとやすんだら。」なんて言われるとムカツク程良く聞こえるのです。このイヤホンのジャックもタンクバックから切り放せるようにジョイントのジャックで繋ぎます。電源とイヤホンを切り放せば、ほんの2、3秒でタンクバックはフリーになります。

また、電源コードは使わないときは、シートの下のバッテリーの横のほんの小さなスペースに納めてしまいます。納めてしまえば何事もなかったように、跡形も残りません。このソケット、いざというときは緊急用のコンセントにもなるなあ、と考えているのですが、今の所登場の必要はないようです。
アンテナは、タンクバックの右の前の部分のタンクにマグネットで張り付いています。こんな適当な位置でも全く問題なく受信します。まあ、ビルの谷間など受信しにくい所も多々ありますが、アンテナ位置はそれほど関係ないようです。

■使用雑感
この取付方で、8日間の九州ツーリング、2、3のキャンプツーリング。高速道路での長時間の移動など、3500kmくらいをこなしてきました。その間取付に関しては全く問題は生じていません。ただし、画面が水平なため、天気のよう昼間は、画面は全く見えない。音だけが頼りです。でもそんなに見ていると危ないので、ちょうど良いかも知れません。雨の時は、透明のカバーを掛けますが、何だかよく見えなくなります。そしてバイクのメインスイッチを切っても電源は生きていますが、スターターを回すと一旦電源が落ちるので、カーナビも落ちてしまいます。スタンドなどで注意が必要です。
やはりCD式は、リルートなどが遅いという弱点は免れません。途中でリルートを止めてしまう場合もあります。とんでもなく遠いいルートを示すこともあります。でもないことを考えたらこの上もなく便利です。知らないところも平気で行けます。間違ったらすぐ分かります。そしてすぐ教えてくれます。ともかく、この道は正しいんだと自信を持って進めるだけでも安心感が違います。また、目的地まで、後何キロ、何分と教えてくれるのが、励みにもなります。一度付けてしまうと手放せない、旅の相棒となってしまいました。