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ひねもすのたりのたりかな


NO.220

だいたい毎月3日更新

わたなべ じゅんじ Junji Watanabe

ひねもす絵日記
6月
・いままでの絵日記

 

 
7月15日(月)
 NHK BSで『日の名残り』(原作 カズオ・イシグロ)という映画をやっていた。執事役のアンソニー・ホプキンスがすごい。この人『羊たちの沈黙』では不気味な殺人鬼ハンニバル・レクターを演じていて、はまり役だと思っていた。でもこの映画では先祖代々根っからの執事ですといったようなオーラが出ている。名優というのはこういう人のことをいうんだろうなあ。気になったので図書館で本を借りて読んでいる。
7月8日(月)

 先月亡くなったG君のことがまだ頭に残っているのか、『がんに生きる』(なかにし礼 著)とか『一切なりゆき』(樹木希林 著)とか、がんに関係した本を読んでいる。仕事の関係上がんについての知識も普通の人よりもたくさん持ち合わせているが、だからと言って患者の気持ちまではわからない。テレビCMでも2人に1人はがんになるっていってるけど、養老孟司の本によれば、2人に1人どころか全員ががん細胞を持っていて、免疫細胞がそれを日々排除することによって健康を維持しているのだそうだ。だから何かが原因(老化やストレス)で免疫機能が低下すると、がん細胞を排除することができなくなって発症するらしい。だとすれば、がんを心配するより免疫機能の維持だな。

7月3日(水)
 いつも乗ってるママチャリのタイヤがパンクしたので、自転車屋に持って行って直してもらった。おっちゃん曰く「これはタイヤ全体が古くなっていて、そこから自然に空気が抜けたんですなあ」そんなことってあるのか?まるで自分の身体のことを言われてるみたいだ。タイヤは金を払えば交換できるけど、身体の方はそうもいかないからなあと思いつつ千円払って自転車屋を出る。
7月1日(月)
 高校の頃友人だったG君が、3週間前にすい臓がんで亡くなった。もう10年以上会っていなかったけど、ときどき僕のFacebookにコメントを寄せてくれていたので元気だと思っていたのに。がんが見つかってから、たった3ヶ月で亡くなったらしい。人の生死ははかないな。
 そんなことがあって、一昨日Facebookを開くと「今日はGさんの誕生日です。メッセージを送信しよう」というコメントが飛び込んできた。そうか君は67歳の誕生日を目前にして亡くなったのかとしばし感慨に浸る。いや浸ってる場合ではない。すでに亡くなった人にお祝いメッセージを送ってどうすんだ。まわりに詳しい人がいて削除できるならいいけど、そうでなかったらSNS上で永遠に生き続けることになってしまう。なんだかそれも虚しいなあ。

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