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ひねもすのたりのたりかな

 


NO.204

だいたい毎月3日更新

わたなべ じゅんじ Junji Watanabe

ひねもす絵日記 
2月2日
・いままでの絵日記

 

 
2月19日(月)
 週に一度、スポーツクラブのヨガ教室に通っている。3日前に行ったときは、いつものインストラクター(若い女性)ではなく,代行として来たのは筋肉ムキムキの男性で、しかもオネエなのであった。どうしてオネエたちはみな、まるでコンビニの接客マニュアルのように同じようなしぐさや言葉使いをするのだろうか。もっとも我々はそれで気がつくのだけれど。オネエといえばファッション業界に多いが、いよいよヨガ業界(?)にも進出してきたのかな。そのオネエ先生はさすがにしゃべりがうまく、あちこちに笑いを入れて飽きさせない。しかし筋肉ムキムキなだけに、平気な顔でキツいポーズをさせる。こっちが筋肉をプルプルさせながらキツいポーズに耐えていると、「日本選手がピヨンチャンで金メダルとれるように、私たちもがんばりましょー!!」などとのんきなことを言う。きっとそのおかげで羽生くんは金メダルとれたんだと思う。めでたしめでたし。
2月12日(月)
 数日前、夜中に足がつって(しかも両足)痛みで目が覚めることが2、3日続いたので、近所の主治医(80歳のじいさん先生)に相談に行った。ひととおり症状を説明すると、
「そうですか。アレは痛いんですよねー。始まったら、収まるまでじっと耐えるしか方法はありませんからねー」
「じつは私も数年前に足のつりがクセになりましてね、最初はビックリしましたが、でもほっといてしばらくしたら症状が緩和しましたよ」なんのアドバイスにもならない。まるで居酒屋でのおっさんの会話だ。
 この先生はむかしから、しばらく様子をみてみましょうというのが口癖で、このままでは手ぶらで帰されそうなので、なにか良い薬はないかと訪ねると、
「最近出た薬はあるんですが、どうも薬効の根拠があやふやであまり信用できないんですよね。ミネラルとか水分が足りないのが原因だとか言われてますが、薬を売るための戦略的な情報操作みたいな感じがして気に入りませんね」といいながら、分厚い薬品辞典みたいなものをめくりながら二人で検討する。これっていわゆるインフォームドコンセントってやつなのかな。結局、即効性はないが体には優しいということで漢方薬を出してもらった。それが思いのほか効いてるらしくて、その後足のつりで夜中に目が覚めることはなくなった。じいさん先生、やっぱ名医なのかな。
2月5日(月)
 横断歩道を赤信号で渡って怒られたという話を書いて思い出した。数年前に行ったトルコのイスタンブールでのことなんだけど、市内のメインストリートは車がびゅんびゅん行き交っている。しかし横断歩道というのがなかなか見つからない。100メートルに1つくらいしかない。向こう側に行きたくてウロウロしていると、ヒゲをはやした男性がやおら車道に足を踏み入れるではないか。すると、アーラふしぎ、その男性の前の車の波が左右に分かれたのである。まるでモーゼが紅海を渡ったときのような奇跡を見た。もちろん僕はモーゼのあとについて道路を無事に渡ることができた。あたりを見回すと、同じような奇跡をやっているモーゼがけっこういっぱいいるのであった。翌日にはその奇跡にも慣れっこになり、やがて自分でもそれができるのではないかと思うようになった。慣れってこわい。
2月3日(土)
 買い物がてら近所を散歩してるときに、横断歩道を赤信号なのに渡ろうとして、向かい側にいたおっさんにハゲシく怒られてしまった。60代になってから、他人に怒られたことがなかったので新鮮な驚きだった。車も走っていないし、道幅も6メートルもない狭い道路なんだけどな。ああいうのが、やたらに正義をふりかざして人をいじめたりするんだよな。ブツブツ。その一方で、深夜の横断歩道で車の姿が見えないのに、赤信号で止まって待っている人がいたりする。もちろんそれは正しいことなんだけど、こういうのってちょっとアブない感じがする。全体主義の気配?

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2001年1月創刊