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MOMENT TO MOMENT
東京上空に飛行船
2005年2月27日15時38分 池袋

日本飛行船社が15億円で購入した「ツェッペリンNT号」。 ドイツのツェッペリン社が開発・製造したコンピューター制御の最新型だ。 飛行高度は300mを少し超えるくらいだろうか、池袋上空を大きくカーブしながら通過する姿を見ることができた。 ビジット・ジャパン・キャンペーンや愛知万博などの宣伝飛行で全国を回り、1月19日以来ときどき東京上空へ飛来している。 200馬力の推進エンジン3基を搭載しているが、エンジン音は街の騒音に消されるのかまったく聞こえない。 全長75mの巨大な船体から「YOKOSO!JAPAN」の文字がはっきり読み取れる。 なるほど、飛行船が広告媒体としても注目されているわけだ。

飛行船が空中に浮かぶ原理はガス風船と同じ。 本体に充填しているガスが空気より軽いからだ。 現代の飛行船は爆発する危険性のある水素ガスに代わって、安全なヘリウムガスを使用している。 高校の化学で習ったアボガドロの法則を憶えているだろうか。 「標準状態(0°C、1気圧)で、同じ体積の気体の分子数はすべて同じ」というもの。 1モル(22.4リットルに相当)の分子の重さは水素が2g、ヘリウムが4g、空気は約29gだ。 ヘリウムは水素より重いが、それでも空気に比べて7倍以上軽く、飛行船に対して十分な浮力を発生する。

スローライフを楽しむ乗客になり空の上から東京見物をしてみたいと思うが、いざキャビンに乗り込むとなると躊躇するに違いない。 1937年、アメリカ・レイクハーストへの着陸直前に爆発炎上した「ヒンデンブルク号」の大惨事があまりにも有名だからだ。 生々しい実写映像と実況中継の音声がTVドキュメンタリー番組で何度も放映され、飛行船は危険な乗り物として頭の中にすっかり刷り込まれてしまった。 ところが、ここに来て、CO2をほとんど排出しない地球環境に優しい空の乗り物として見直され始めている。 過去の乗り物が現代に再生し、安全で快適な未来の乗り物に生まれ変わろうとしていることは実に興味深い。



data
camera : Minolta alpha-7
lens : TAMRON SP AF
         200-500mm F5-6.3
exposure : F8 , 1/350 sec.
film sensitivity : ISO 100

逆さ二重富士 V字踏切
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updated : February 18, 2006
released : March 29, 2005

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久しぶりに聴きたい
ザ・ビートルズの名曲
イエロー・サブマリン
Yellow Submarine
●ポールの軽快な作品。リンゴがリードボーカルを担当する曲の中で最もヒットした。スタジオでビートルズ手作りのサウンドエフェクトを加えている。遊び心のあるアイデアにも才能を見せる。
●1968年に公開された同名のアニメ映画のテーマ曲。単純なストーリーながらビートルズがポップアートで登場、活躍するアニメ映画は注目された。翌年発売のアルバムには、同映画用に作曲された曲ほかを収録。
(Kuri) 
収録アルバムCD
ザ・ビートルズ
写真提供:JBOOK

●前期ビートルズのヒット曲を集めた2枚組ベストアルバム「赤盤」。このCDにも収録されている。
ザ・ビートルズ
写真提供:JBOOK