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MOMENT TO MOMENT
逆さ二重富士
2004年11月15日16時25分 池袋

この日、関東沖を低気圧が通過。東京では午前中降っていた雨も昼すぎに上がり、夕方には薄日が差すほど天気は回復した。 ダイヤモンド富士が見られるかも知れないと思い、池袋のサンシャイン60展望台へ上った。 池袋周辺には超高層ビルがまだ少なく、高さ240mから見る360度眺望はまったく遮られることがない。 東京では東京タワー特別展望台に次ぐ高さだ。 地上の街並みが限りなく広がり、地平線はせり上がってずっと高い位置に見える。 もちろん、どの展望台から見ても地平線の水平レベルは0に決まっているのだが。

上空の一部に青空が広がっていたが、西空には低気圧による雲がまだ残り、地表は大量の水蒸気を含んだ空気がよどんで遠方の視界はひどく悪い。 4km先にある西新宿の超高層ビル群が蜃気楼のように霞んでいる。 地平線付近の雲の切れ間から富士山が見えてきたが、山頂から上はまだ雲に覆われている。 やはり、ダイヤモンド富士は見られなかった。 東海地方から西は良く晴れているのだろう、わずかな空間ではあるが富士シルエットの浮かぶ見事な夕焼けが始まった。 間もなく、富士山の影が山頂上空の雲に映った。

山頂へ日が沈むダイヤモンド富士現象では、その直後に富士本体のシルエットと相似形の影が山頂上空に伸び重なって見えることがある。 これを「二重富士」と呼び、良く晴れて富士山背後からの日差しが強く、見通す空気中に適度の塵や水蒸気がある気象条件で観察できる自然現象だ。 この日に見られた「逆さ二重富士」は、山頂ラインに対してほぼ線対称に上方へ影が広がるという変わりもの。 富士山の真後ろに隠れた太陽が山の影を前方上空にある薄雲に映し、山頂に逆さのシルエットが乗ったように見える珍しい現象だった。

参考画像: 通常の「二重富士」


data
camera : Minolta alpha-9000
lens : Minolta AF zoom
         100-300mm F4.5-5.6
exposure : F11 , 1/60 sec.
film sensitivity : ISO 100

地平線から昇る朝日 東京上空に飛行船
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updated : July 1, 2005
released : January 25, 2005

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久しぶりに聴きたい
ザ・ビートルズの名曲
ヒア・ゼア・
アンド・エヴリホエア

Here, There
And Everywhere
●流れるように静かなメロディが美しい、ポールならではの作品。もちろんボーカルはポール。ジョンとジョージのコーラスはビートルズ初期に比べると格段に進歩し、聴かせるようになった。
●1966年日本を含む海外ツアー後に発売された、第7作アルバムに収録されている。ビートルズはこの年からコンサートツアーを中止し、スタジオでのレコーディングに没頭することになる。
(Kuri) 
収録アルバムCD
ザ・ビートルズ
写真提供:JBOOK