江戸時代から桜の名所として知られる
飛鳥山公園の北側斜面下に、飛鳥の小径
(あすかのこみち)と名づけられた遊歩道がある。
大人2人がやっとすれ違える幅しかない線路沿いの小道だが、毎年梅雨の季節になると、鮮やかなアジサイ・ギャラリーに変身する。
1300株10種類の
アジサイが350mにわたって次々と咲き揃う。
JR王子
(おうじ)駅に近く京浜東北線の車窓からもよく見えて、緑濃い飛鳥山斜面に浮き上がる見事な彩り風景には思わず途中下車したくなるほどだ。
武蔵野台地の先端、東京の「山の手」台地はちょうど指先を開いた「手」の形をしていて、王子・飛鳥山から日暮里・道灌山(にっぽり・どうかんやま)、上野の山まで続く高台は北東端の「小指」に相当する。
この台地斜面を切り崩した崖下に沿ってJR京浜東北線や山手線が通っている。