パノラマ東京 : 東高円寺   (2004年6月撮影)

地下鉄丸ノ内線東高円寺駅から新高円寺駅にかけて、青梅街道を挟む南北の地域では、多くの寺院が点在し寺町をつくっている。 1923年の関東大震災以後、東京の下町から疎開した寺も多い。 この寺町で一際目立つのが、うっそうとした樹木に囲まれた日蓮上人ゆかりの日円山妙法寺だ。 「厄除け祖師」として知られる本尊は江戸時代から「おそっさま」として親しまれている。 古典落語「堀の内」に出てくるほど江戸庶民に人気があり、下町からも参詣者がよく訪れていた。 東京都重要文化財の山門や祖師堂がある広大な境内は樹木に囲まれて昼も薄暗い。

本堂裏に手入れの良く行き届いた菖蒲園がある。 梅雨が中休みを迎えるころ、一斉に咲くハナショウブが美しい。 ほぼ同時期、裏参道に並ぶ石灯籠脇に植えられたアジサイも見事に咲く。 菖蒲園のハナショウブと競うように、やや地味な色彩ながらも報恩門の瓦屋根が見える風景にアクセントを添えている。

東京メトロ丸ノ内線・東高円寺駅



data
panoramic camera : NOBLEX 135 U (NOBLAR T 29mm/F4.5)
picture angle : 130 degrees (horizontal)
exposure : F8 , 1/8 sec.
film sensitivity : ISO 100


updated : August 1, 2004
released : July 1, 2004

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