神田川に架かる御茶の水橋から眺めた奥行きのある風景は、江戸時代から続く東京の名所。都市景観には珍しい渓谷美を見せている。
緑が生い茂り高さのある土手の先には、コンクリート製のアーチが特徴的な聖橋
(ひじりばし)が架かる。
川面に映るアーチを通して小さく見える電車は、ステンレス地に赤い帯の地下鉄丸ノ内線。
対岸のJR御茶ノ水駅ホームでは中央線や総武線の鮮やかな電車が発着する。
アーチ橋の向こうに見えるビル群は、1980年代のAV機器に代わってパソコンと携帯電話が売場面積の大半を占めるようになった
秋葉原電気街だ。
「渓谷風景」はJR御茶ノ水駅から隣の水道橋駅まで約1km続き、車窓からは神田川の流れに沿って緑のパノラマ風景が楽しめる。
休日にリバーサイド土手上の舗道をひと駅分歩いてみるのも面白い。