大手町のビジネス街を抜けて内堀通りに出ると風景が一変し、緑と水に囲まれた
皇居が目の前に広がる。
皇居周辺の景観はビルの高さが制限され、玉砂利の敷き詰められた皇居前広場を歩くと、都心とは思えないほど空が広くて気持ちいい。
皇居外苑は皇居の南東部にある広大な公園で、四季にかかわらず国内外の観光客が大型バスで乗りつける。
大手町や丸の内のオフィスで働く人たちの憩いの場所でもある。
よく知られた二重橋の見える皇居正門も近い。
桔梗濠(ききょうぼり)の鏡のような水面には、江戸城の姿を偲ばせる巽櫓(たつみやぐら)とともに霞が関の高層ビル群や東京タワーが映る。
ときおり白鳥が通り過ぎると、泳跡の波が広がり虚像が静かに揺らぐ。
休日の内堀通りでは皇居一周のコースを走る「マラソンマン」によく出会う。