新木場は
皇居とほぼ同じ面積の埋め立て地で、周囲5kmの広大なウォーターフロントだ。
江戸時代から栄えていた深川の
木場から、1970年代に材木商や製材所が移転、新木場は新しい「材木の街」になった。
しかし1990年代に入ると木材の需要が減り始め、閉鎖する大手製材所も出てきた。
現在の貯木場も、丸太で埋めつくされていた移転当時の風景はもちろんなく、見晴らしの良い東千石橋の上に立つと吹きつける北風がやけに冷たい。
水上バイクの練習だろうか、風の音しか聞こえなかった正月の貯木場にエンジン音が響きわたった。
波立つ水面に傾きかけた日差しが反射して眩しい。