パノラマ東京 : 関口   (1999年12月撮影)

文京区関口の目白通りを歩くと、東京カテドラル聖マリア大聖堂のメタリックな輝きがイチョウ並木を通して目に入る。 空から見下ろすと巨大な十字架に見えるという幾何学的な建築デザインは、西新宿の東京都庁舎や代々木国立屋内総合競技場などを手掛けた丹下健三氏の設計。 大聖堂ではパイプオルガンのコンサートがよく開かれるが、建物のシャープな外観に比べてコンクリート打ちっ放しの屋内は残響時間が長く、音は隠りがち。 残念ながら、音楽ファンの評判は今ひとつ。

大聖堂正門前の目白通りに架かる歩道橋に上がってみた。 5mほどの高さだが、視界が開けて眺めが良い。 ステンレス張り外壁の双曲面が晩秋の日差しを反射し、黄葉の始まりかけたイチョウ並木とのコントラストが美しい。 整然と続くイチョウ並木のすぐ横には池袋のサンシャイン60ビルが顔を出している。 景色が良いのに、この歩道橋は人気がない。 ほとんどの人が下の横断歩道を渡ってしまうのだ。

東京メトロ有楽町線・護国寺駅、江戸川橋駅



data
panoramic camera : NOBLEX 135 U (NOBLAR T 29mm/F4.5)
picture angle : 130 degrees (horizontal)
exposure : F8 , 1/125 sec.
film sensitivity : ISO 100


updated : June 1, 2004
released : December 1, 1999

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