Renaissance

2018年9月18日 山野ホール

名前に魅かれて思わず行ってしまったが、全盛期のメンバーで残っているのは女声ボーカルのアニーだけ。山野ホールは楽器屋ではなくて美容学校の講堂で、小学校の体育館みたいな会場。平日の夜、8割りがた席は埋まっている。老人ばかりでなく、全盛期をリアルタイムで聞いていない世代も結構入っている。ステージの上にアンプがない。プログレ系にありがちな全曲打ち込みかと思いきや、聞いた感じでは全曲生演奏。それだけにあの素晴らしい録音が脳裏に焼き付いているので、どうしても比較してしまう。定刻7時きっかりに始まって、オープニングはもちろんあの一曲目。ロックバンドにしては音が小さい。テンポがちょっと遅い。リズムにキレがなく、あのドライブ感がない。ピアノのミスタッチが目立つ。ショパンやベートーベンなら今時の学生さんたちはとても正確に演奏するので、残念。キーは下げていないと思うのでそこは頑張っていて良かったが、さすがに最後のハイノートは無理。一方でスタジオ盤を聞いていない後期の曲はそれなりに楽しめた。アンコールも含めて9時少し前にきれいに終了。歴史遺産を継承しつつも現役で活動していて、結論として良かった。