1997年7月14日の週は京都出張でした。
折しも祇園祭の真っ最中。オフタイムには少し楽しむことができました。 さすがに1000年にわたって町衆によって支えられてきただけあって 役所と企業でやってる名古屋祭(今でもあるのかしらん)とは全然違います。 そこに生活している人がいることが重要なわけですが、 京都の中心部って以外とまだ人が住んでいる。 大旦那、若旦那、そして子供たち。いかにもっていう感じの人達でした。 ただの観光客にたいして祭の由来や山鉾の装飾を熱心に説明してくれました。 祭を主催している町衆の熱意を感じました。 道端には市が用意した段ボールのごみ箱もありますが、 まちまちな形のごみバケツもありました。 普段家庭で使っているものを祭のために表に提供しているのでしょう。 夜が更けて、観光客が帰り始めたころ、 家の前をほうきとちりとりで掃除している町の人々の姿が印象的でした。 名古屋の山崎川の桜祭が「汚れる、騒々しい」という地元住民の反対で 祭らしい祭ができなくなってしまったのとは対照的です。

泊まったところ--エル・イン京都
京都が駅前の新しいホテルがこんな安い値段で泊まれる町だとは知らなかった。 これに引き替え、東京のバカ高いこと。

飲み屋
京都はおいしい街です。
今回寄ったところは、

琢磨(百万遍交差点角)
京都に来たら必ず行くところです。 おいしさに対するこだわりが素晴しいお店です。 かなりいい材料をあれだけの人数の職人さんたちが手間をかけて調理している割には 値段は思ったほど高くありません。 いい材料は数が限られているのでメニューに出ていなくて、常連客にしか出さないみたいです。 周りをよく注意して同じものを頼むと、数に余裕があれば出してくれます。 京都にしては味付けは少し濃いめ。

御富久呂(京都駅ビル内近鉄名店街)
着いたのが夜で、あんまり遠くまで行く気もわかなかったので、駅ビルで 安直に済ますことにした。どうせ駅ビルに入っている店など大したことない、 そのかわり吹っかけられることもなく、無難が一番、など思いながら 帰宅途中のサラリーマン相手の一杯飲み屋とおぼしきのれんをくぐった。 ところがどっこい、結構いいものを置いている。 場所柄値段は少し高め。ビルのシヤッターが閉まってしまうため10時には 完全閉店という難点があるものの、便利な場所だし、御薦めです。 味付けは少し濃いめだが、合格点。

2005 追記
3年ほど前にこの店は「ハレルヤ」に変わった。世代交代してぐっと若返った。まさに世代交代で、本人はいいたがらないが、仕切っているのはあの女将の娘だそう。メニューもぐっと若向きになったが、以前にもまして客の入りはよく、若者から老人まで幅広い層の客で満席だった。

いいむら(京都駅すぐ北側、旅館銀閣の裏手)
一見、高級料亭風の門構えで、ちょっと入りにくい感じはするが、 中はいたって家庭的。値段もそんなに高くありません。

鱧落としおいしかったです。どのお店にもありました。 どのお店も一通り飲んで食べて一万円で収まりそうです。 東京ではとてもそのぐらいでは無理でしょう。


戻る
home