空港からミュンヘン市内に向かう電車は新型車両になっていました。動き出してすぐに日本は負けてるな、と思いました。特別な列車ではなく、郊外から通勤に使う成田線みたいな普通の各駅停車なのですが、音が静かで揺れが少ない。日本の鉄道にもこの位の快適さは求められないのだろうか。地下鉄はまだ旧型車両が多かったですが、ラッシュ時でも結構すいていました。改札がないので、やろうと思えばただ乗りもできそうな状態で、一体採算が取れているのか不思議でした。路面電車も乗りました。こちらは線路が古いままなので揺れはありますが、加速が電車らしくなく、二両編成なのに、自動車並みでした。日本で最新型の路面電車を作っているところってどこかあるだろうか。
パリは去年にもまして、ごった返していました。静かなミュンヘンからやってきたので落差が大きかったです。人々の歩く速度のせわしなさが全然違います。中心街は芋洗い状態です。おかげで商店や飲食店のサービスの悪いこと悪いこと。去年米国で、接客業の人々が単語しか言わないのでコミュニケーションがうまく成立しないと思いましたが、パリも同じ状況になっていました。ま、米国でも郊外へ行けば静かで星空の楽しめるすばらしい自然があり、のどかな生活を楽しんでいる人々がいるのでしょうけど。大統領選の状況からもわかるようにフランスも変わりつつあります。あの忙しさでは確かにフルセンテンスで応対している暇はないですが。もはや余程の高級店を予約していかない限り、昔のようなサービスは受けられないでしょう。去年までは一人なら早めに行けばなんとかなったのですが、ことしは早めに行っても予約なしではまともな食事にありつけないような状態でした。そして値段は円安のおかげで円換算するとむちゃくちゃに高い。それでも日本では食べられないので、おもいっきり食べてきました。
以前話題になったカニカマですが、いつものスーパーマーケットで数種類売っていました。batonnetという名称で、つまりバトン(棒)の小さいやつ、というほどの意味です。蟹風味と表示したものもありましたが、蟹を意識せず、あいだにチーズやパテを渦巻き状に巻き込んで金太郎飴みたいな感じのもありました。
昨年末にできたパリの路面電車にも乗りました。ミュンヘンほどの加速感はありませんでしたが、軌道は新しくひいたので乗り心地はまずまずです。4両編成位で、路面電車にしては長いです。こうして路面電車を作り、自転車道を作り、歩道を拡げているので、パリの車道がどんどん狭くなっています。そこで急激に増えたのがスクーター。背広でビシッと決めたパリジャンがスクーターで通勤しています。こうなるとヘルメットも、、、革張りです。エルメスにあったかどうかは確認していませんが、紳士洋品店なんかで革張りのヘルメットを売っています。湿っぽい日本には不向きかもしれません。
かえってきて4〜5日経ちますが、暑さはともかく、2週間でも乾燥した気候でいると、この湿っぽさが結構体にこたえます。