2018年に行ったコンサート

2018年1月13日
調布市民会館で桐朋大学オーケストラの定期公演を聴きました。
今仕事で行っている電気通信大学の隣が桐朋大学です。
学生オーケストラとは言っても、そこは桐朋です。
少なくとも正確さは申し分ありません。
全席自由席で、開演30分前に行ったら前から3列目、指揮者の真後ろの席をゲット。
有名どころだと、予約抽選などチケットが入手困難でかつバカ高い。
巨大ホールの後ろのほうで、何やら遠くのほうでもぞもぞいっていて、
体を動かすとガサガサと周囲に音が響き渡るので、息を潜めて聞く、
などということになりがちですが、
1階席877人なので、どこでも良さそうですが、
頭上に収録マイクのある3列目は音的には最高かと。
演目はスメタナの「売られた花嫁」序曲、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番(ピアノの難曲)、
リムスキー・コルサコフ「シエラザード」
眼の前で繰り広げられるピアノの超絶技巧、
そしてフルオーケストラの大音響に包み込まれました。
演奏者の女性比率が高く、
ということは目の前に二十歳の女の子が並んでいるわけで、
前の方に座ると想定外でしたが視覚的にも楽しめました。
これだけの感動がたったの千円。

Strauss, Chevalier à la rose

Orchestre philharmonique de Radio France Mikko Franck, direction
Ven. 15 Juin 2018 à 20:00
Radio France maison de la radio Auditorium
45€
客席数が少なく、ステージの方が大きいくらいで、コンサートホールというよりはラジオ局の収録スタジオ。
2階席正面最前列をゲット、45€。生放送が目的で、観客はおまけといった感じ。従ってステージの上はマイクだらけ。2階席といっても1階席の数列目の真上あたりで、オーケストラ全体を直近で見渡せる。
不協和音を並べて粋がっているばかりで、いつまでたっても古典にならない現代音楽は、ラジオで聞いていても心地よくないものだが、それでも目の前の生演奏は迫力があり、作曲家と演奏者が伝えたい何かを感じられた。
リヒャルト・シュトラウスも比較的新しい作曲家だが曲想は古典的で、「薔薇の騎士」も伝統的な交響曲風。ただでさえ音のでかいフランスのオケを直近で聞くと爆音状態。生中継なのでアンコール曲の最後がぴったり10時に終わるのはさすがに放送交響楽団。

Renaissance

2018年9月18日 山野ホール
名前に魅かれて思わず行ってしまったが、全盛期のメンバーで残っているのは女声ボーカルのアニーだけ。山野ホールは楽器屋ではなくて美容学校の講堂で、小学校の体育館みたいな会場。平日の夜、8割りがた席は埋まっている。老人ばかりでなく、全盛期をリアルタイムで聞いていない世代も結構入っている。ステージの上にアンプがない。プログレ系にありがちな全曲打ち込みかと思いきや、聞いた感じでは全曲生演奏。それだけにあの素晴らしい録音が脳裏に焼き付いているので、どうしても比較してしまう。定刻7時きっかりに始まって、オープニングはもちろんあの一曲目。ロックバンドにしては音が小さい。テンポがちょっと遅い。リズムにキレがなく、あのドライブ感がない。ピアノのミスタッチが目立つ。ショパンやベートーベンなら今時の学生さんたちはとても正確に演奏するので、残念。キーは下げていないと思うのでそこは頑張っていて良かったが、さすがに最後のハイノートは無理。一方でスタジオ盤を聞いていない後期の曲はそれなりに楽しめた。アンコールも含めて9時少し前にきれいに終了。歴史遺産を継承しつつも現役で活動していて、結論として良かった。

スガダイロー(P) 水谷浩章(B) 本田珠也(Ds) 米田裕也(As) 曽根麻央(Tp)

新宿 Pit Inn 2018年12月4日

新宿まで14分の調布にいるうちにライブに行かなきゃと。新宿のライブハウスといえば Pit Inn。今日のライブは山下洋輔、これなら知ってる。ところが山下洋輔さんが転倒骨折入院のため変更。さすが老舗ライブハウスだけあって、7時半の開場に並んだのはジイさんばっかり。あとは中国人観光客とみられる若者が4人。全部で20人ほど。8時きっかりに開演。ちょっと刺激が強すぎる感じ。前半は8時37分終了。ライブハウスだがスクール形式でテーブルもあって正面に向かってゆったりと座れた。学校の教室より狭いぐらいで、生音がしっかり聞こえるる。ワンドリンク付きとはいえ、飲み屋ではなく純粋に音楽を楽しむ場所。後半になると客の数は少し若者や女性客も3人ぐらい入って、30人ぐらい。値段はワンドリンク付き税込4320円。モニタースクリーンとPAの音しかないアリーナに比べるとなんとも贅沢。息づかい、指使いがはっきりわかる。休憩時間や終演後は演奏者とお話しできます。後半は9時5分開始でアンコール1曲を含めて10時8分終演。後半はスタンダード曲もあって、普通にジャズらしくなった。後の方がだんだん盛り上がる感じ。高度なテクニックと恐るべき正確さ。ジャズは本来自由な音楽のはずだが、日本人がやるとこうなる。これぞ日本人のジャズ。
水割り1杯では夕食の代わりにならない。1階に上がったところに沖縄料理店があった。「タコそばにタコは入っていません」という沖縄色の濃い沖縄料理店。興が乗って女将さんが沖縄三味線を弾いてくれた。ジャズの後に沖縄ライブのおまけ付きで良かった。

表参道 Jazz Bird

2018.12.13 小和瀬 聡実 Vo, 岩見淳三 G, 大崎 龍治 P, 三橋 洋介 B, りか子Dr
この狭さが素晴らしい。ピアノの前にテーブルが3つほど。ピアノの上までテーブルにしている。このピアノテーブル席の一番奥に座ると、もはや客席との距離が近いなんていうものではなく、バンドの内側に座って聴くことになる。ワイングラスをピアノの上に乗せて音楽を聴くという贅沢が本当にできてしまう。超スタンダードナンバー中心の演奏は7時半過ぎから始まり、11時8分終演まで3ステージ、それぞれ40分程度。演奏者5人、客7人。セミプロ的な感じなので、技術的な完璧さよりも、楽しんで演奏しているところが何より。

買ったCD

曽根麻央: Infinite Creature

Pit Innで本人から買った。ちょっとフュージョン寄りの感じがするJazz。正確な演奏に安心感がある。

Klô Pelgag: L'alchimie des monstres, L'étoile thoracique

フランス系カナダ人でフランス語で歌っている。

Katia & Marielle Labeque: Sisters

ラベック姉妹はフランス人だった。いっぱい入ってお買い得なアルバム。

Khatia Buniatishvili; Paavo Järvi: Czech Philharmonic Orchestra:

Rachmaninov: Piano Concerto #2 & 3
女流ピアニストによるラフマニノフ。

Vladimir Horowitz: Rachmaninov: Piano Concerto #3, Piano Sonata #2

こちらはホロビッツのラフマニノフ。