「このなぞなぞには、答えがありません。 あなたは、王であり、また旅人。 ただ、そこかしこにある 『言葉』をたどっていくだけ。
出口はめったにありません。 そもそも出口に意味はありませんので。
つまりは『不在』、 そして『未知』。
歩きくたびれたころには、 なにやら自分を閉じこめた 一幅の絵ができあがってるという寸法。 幕引きなき差延の舞台に 帰り道はありません」
めざすは常に変容しつづける 言葉の迷宮。