長編歴史小説

 

黄花太平記 1995年脱稿 日本の南北朝時代の全貌を、九州菊池一族を主人公に活写。登場人物が多過ぎるので、マニア向けかも?
千年帝国の魔王 1999年脱稿 ナチスドイツの興亡を、A・ヒトラーを主人公に描写。薀蓄が多いので、ちょっと堅くて重いかな?
昭烈三国志 2000年脱稿 正史三国志の世界を、劉備玄徳を主人公に新展開。著者一押しの出来ばえ。すらすら読めちゃう。
ボヘミア物語 2002年脱稿 ヨーロッパが中世から近世へと脱皮する過程を、チェコのフス派運動を中心に描く。これも読み易い。
アタチュルクあるいは灰色の狼 2005年脱稿 「瀕死の病人」オスマントルコ帝国はついに滅亡。ムスタファ・ケマルは祖国の危機を救うため命を賭ける!久しぶりに、正統派の英雄譚を書いてしまった!
カリブ海のドン・キホーテ 2009年脱稿 キューバ革命VSアメリカ合衆国の50年に及ぶ対立を描く。カストロとゲバラは、なぜアメリカとの戦いに命を賭けたのか?
黒南風のうた〜蜷川道標と長宗我部元親 2012年脱稿 日本の戦国時代を舞台に、数奇な運命に翻弄される家族の群像劇を描く。日本史を舞台にするのは17年ぶりだな。