ＬＵＮＡＣＹ

人工知能を搭載し、限りなく人間に近い戦闘用アンドロイドの研究が、極秘に行われていた。しかし、アンドロイドは、実験中の損傷により制御不能となり、容赦の無い殺戮活動を始めた。事態を重く見た米国国防省は、アンドロイドを破壊するべく、陸戦部隊を派遣。しかし、アンドロイドの予想外の戦闘力に、反撃も出来ないまま、部隊は全滅。作戦に参加した兵士達には、たった一人の生存者もいなかった。

日本製ＲＩＳＣ ＳＨ３０１ＭＣ（２２５ＭＨｚ）×２、ＤＳＰ（２２５ＭＨｚ）×４８

シンクロナスＤＲＡＭ５１２ＭＢ

マルチプロセッサ対応汎用ＯＳ。詳細は不明。

ＷａｒＯｐｅｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｏｎｅｎｔ Ｖｅｒｓｉｏｎ ６．５０

チタニウム合金シリコンゴムコーティング

ＤＳＰによる音声合成（最大出力１０００Ｗ）。人間の鼓膜を破壊する音波を発する。

歌手や動物の、ものまねが得意なので、芸能界へのデビーも予定している。人間の頭皮を引き剥がし、頭骸骨の形状から声紋を分析、死者と同じ声で話す。これが日課になっており、現在７８人の声の収集に成功。

原子力。シールドが甘い為、放射能を帯びている。

強制空冷＆水冷。冷却ファンは掃除機みたいな音。原子力発電を行う時は、大量の水蒸気が発生する。

新しいオイルを、ドラム缶でラッパ飲み。廃油には、放射性廃棄物が混入している。廃油は汚いので、トイレへ流して捨てている。

美少女。狐のような笑み。口が裂ける。

生命の神秘に興味があるので、敵の兵士を倒すと、内蔵を引きずり出して、バイオテクノロジーの研究をしている。深夜になると、赤外線投光器で照らしながら、墓場を探索し、死体を回収する。

チョキで目潰し。チョップで首チョンパ。指で浣腸（コンプレッサーで、肛門から大量の空気を送り込んで腹部を破裂させる）。

２０ｍｍの機関砲で、人工知能火器管制システムの制御により、射撃が行われる。破壊力自体は、さほどではない。目標の移動速度と距離、風速、温度、湿度、大気密度から、弾道軌道を正確に算出し、毎分１０発の弾丸を、９９．９％の確率で命中させる。１０人のスナイパーを、１秒で全員射殺する。人間を撃つ時は、必ず脳を狙って即死させる。人工知能の反応速度が高く、既存の全ての火器に対して、必ず先手を取る。戦車を攻撃する時は、全ペリスコープ及び投光器を破壊後、主砲の砲身から炸裂弾を送り込み、内部から破壊する。その間１秒。照準は主に、パターン認識による光学式だが、赤外線、磁気、電波による照準も可能。

ＬＵＮＡＣＹが使う武器の中で、もっとも破壊力が大きい。水素爆弾の核爆発によって発生するガンマ線を、目標に照射する。目標は、光、放射能、水蒸気となって消滅する。射撃を行うと、銃自体も、核爆発によって消滅する為、使い捨てである。この兵器を使用すると、半径１ｋｍ以内にいる生物は、放射能に汚染されて、一週間以内に死滅する。放射能が消滅するまでの期間は１０００年。ＬＵＮＡＣＹはアンドロイドなので影響は無い。

手榴弾です。ＬＵＮＡＣＹが投げると、１０ｋｍ飛びます。致死率の高いマスタードガスを発生し、着弾地点から半径１ｋｍ以内にいる人間は、苦しみもがいて死にます。姉妹品に、エボラウイルスカプセルを搭載したものもあり、エボラ出血熱に感染した人々は、肉体を構成するタンパク質の組織がドロドロに溶解して死ぬ。

アーミーナイフ、スティンガーミサイル、チェーンソー、戦車やヘリコプターの操縦。データーがＲＯＭ化されているので、軍用兵器は全て、ベテラン兵士並みに使える。

あまり怖そうには見えないけど、それは敵を油断させる為です。敵を威嚇する時は、顔の皮膚にある形状記憶合金サーボで、とても怖い表情を作る。街へショッピングに出かける時は、おめかしして、普通の女の子らしく、しているらしい。（毎度、下手クソな絵ばかりで、すみません。）