テラ連邦宇宙軍秘密兵器開発局


西暦2217年、プロクシマ星系植民惑星ラテラシアが、独立を宣言、恒星間戦争が勃発した。テラ連邦政府は、研究中の兵器を実戦に投入するよう、開発局に要請。大規模な新兵器の量産体制が敷かれた。



航空戦艦 エリクシール

2216年に就役を開始したばかりの、エリクシール級大型戦闘艦の1番艦。テラ連邦宇宙軍第7機動艦隊の旗艦空母で、エアロスパシアル艦載機を16機搭載している。全長212m、自重32,768t/n。兵装は、レールキャノン連装速射砲塔×3、大口径荷電粒子砲×2、アジャイルミサイル発射器×5、3連装核融合ミサイルランチャー×2。



打撃巡洋艦 ラドフォード

艦隊の主力戦闘艦で、同クラスの艦としては重武装である。空間波動爆雷、亜空間アクティブ/パッシブソナーを装備し、艦隊の輪形陣の外周で、異次元潜航艇迎撃の任務に就いている。



大気圏内外両用戦闘機 エアロスパシアル

艦隊防空用の要撃機だが、核融合ミサイルを搭載して、対艦戦闘にも対応する。機体周辺の弱い反重力によって真空状態を発生、大気摩擦を、0にする為、大気圏内でも、マッハ10の速度で飛行可能。



一般兵士用宇宙戦闘機

大戦中に開発された、最も安価な宇宙戦闘機。航続距離を重視した球形の大型燃料タンク(液体水素/酸素)に、コクピット、一次元ロケットノズル、4発のロケット弾を、接着剤で貼り付けただけという、シンプルな構造が特徴。燃料タンクに敵弾が命中すると、一瞬にして燃え上がってしまう為、兵士達の間では、One Shot Lighterと、呼ばれている。とりあえず、2万機の生産が予定されている。



エリート兵士専用宇宙戦闘機

エリート兵士の生命を尊重して設計された、サバイバル性(生存性)の高い宇宙戦闘機。前面に、ガ○ダムシールドを装備している為、燃料タンクを、狙撃され難い。また、操縦席の背面には、防弾チョッキと同じ材質の板が、貼ってある。性能自体は、一般兵士用と同じだが、えりすぐりのエリートが搭乗しているので、大きな戦果が期待されている。



光学照準ガンポッド

航空機で、ミサイルや爆弾を装備するための、兵装パイロンに装着可能な、20mmレールガンポッド。光学照準(人の肉眼)なので、ECM、チャフ等の電子機器妨害装置や、フレア等の赤外線を発生するデコイの影響を、受け難い。しかし、ミサイルと間違えて発射してしまうという事故が、多発しており、問題視されている。



大型迎撃戦闘機

8人乗りの大型宇宙戦闘機。8個所に操縦席がある為、7人の搭乗員が死亡しても、1人でも生き残れば操縦できる為、運行に支障が発生し難く、とても信頼性が高い。燃料タンクは、操縦席とは離れた位置に設置されており、爆発しても、パイロットの生命は保証される設計に、なっている。まさに、兵士達の生命を尊重した設計と、言えよう。燃料タンクが爆発すると、本体と操縦席ユニットを繋いでいる、鉄でできた柱が、溶けて、ちぎれます。操縦席ユニット自体には、推進力が無い為、その後は、宇宙空間を漂うだけとなる。そして、操縦席ユニットの酸素は、1時間しかもたない。



次期主力MBT

First Look First Kill(先に見つけて、先制攻撃で破壊する)をコンセプトに設計されたMBT(主力戦車)。航空機の涙滴型キャノピーを模した、全面ガラス張り砲塔の採用により、敵戦闘車両の発見率が極めて高い。また、砲身を全方向に設置している為、砲塔を旋回させずに、迅速な射撃が可能。機動力を最優先して設計された為、車体は驚くほど軽く、120mm滑腟砲を使用する時は、その反動を吸収する為、他の全ての砲も同時に火を吹く。



ハイレグ アーマー

テラ連邦宇宙軍第4機甲師団第208機械化歩兵部隊が使用する、最新の装甲機動宇宙服。プレアデス散開星団ルグリエール軍事用宇宙ステーション占領作戦において、初めて実戦に投入された。レオタードをヒントに開発され、露出度が高い程、それに比例して、高い防御力を発揮する。図は、コマネチ1型で、股間のくい込みが、きわどく、兵士達にも好評である。



野鳥保護の会専用サリン噴霧車

環境保護を訴えるボランティア団体の脚として、日々活躍している。しかし、それは、敵の目をあざむく為のカムフラージュで、非常時には、突然、大爆発を起こし、致死率の高いサリンガスを、半径10kmの範囲に撒き散らす。これにより、敵歩兵部隊及び有人戦闘車両部隊に、大ダメージを与える(野鳥保護を訴える人達も含む)。サリンガスの代わりに、VXガスを搭載した姉妹車もあるが、しばしば誤動作によって暴発する為、大きな社会問題になっている。






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