また、この参加のしおりはScoutingメーリングリストに参加している皆さんと作っていきたいと考えています。御意見がありましたら遠慮なくお聞かせ下さい。
メーリングリストメンバーが今どんな話題で盛り上がり、どんな風におしゃべりしているかなど、しばらくは「ほほう、なるほど」とながめてみましょう。1週間あるいは、20〜30通のメールを読むうちに、きっとスカウティングメーリングリスト独特の楽しく快活なムードが感じ取れると思います。
そして、自信を持ってメーリングリストにデビューしてください。
「○○団△△隊の隊長の☆☆です」と名乗って発言しても、団や隊の代表として意見を述べているわけではありません。あくまで、☆☆さんが見たことや感じたこと、経験したことをお話ししてくれている、と受け止めてください。
Subjectを見て興味のある話題を探してもいいし、メールの最初の方をチラッと眺めて興味のある話題を探すのもいい方法です。差出人をみて、この人のメールはいつも楽しいから…という読み方も一つの方法でしょうね。
メーリングリストからやってくるメールは個人間の信書ではなく、多くの人とディスカッションをする手段として電子メールを利用しているだけなのです。だからすべてのメールに目を通す義務はないですし、それが失礼に値するということもありません。
何が何でも全部読みたいというのならば止めませんが、それなりに量が多いので最初のうちは大変だと思います。時間がなくて読めなかったメールは老後の楽しみに残しておこうというぐらいの気楽さでメーリングリストを楽しんでみてはいかがでしょうか?(^ ^)
スカウト・リーダーとしてどこに所属しているのかと言うことが分かると便利じゃないでしょうか。たとえば、同じ地区の人だと分かるとなじみ易かったりしませんか?地区行事でばったりと顔を合わせたりして、ちょっとしたオフ会気分になれます。
また、「森本です。」と書くより「森本@横浜130団CLです。」と書くと、読む方は「あぁ、横浜130団でカブ隊長をしている人だ」と分かりますよね。こうすることで、所属や役務を知った上でメールが読めるんじゃないでしょうか。自分の所属・役務をメールの先頭か署名に書くことで、読む方の助けとなることでしょう。
メールは書くだけでなく読んでもらうことも非常に重要です。読みやすくするためにも所属を書きましょう。
ただ電子メールは まだまだセキュリティが高いメディアではなく悪意を持った第三者がその情報を利用する可能性もあります。ですから個人の住所や電話番号の掲載は控えた方が無難でしょう。
署名はあなたのシンボルですから、記号を組み合わせて絵を描いてみたり、気の利いたセリフと入れてみたりと、いろいろ工夫するのはいいことです。でも行き過ぎないようにしましょう。
同じ署名を何度も読む側にすれば、本文より大きな、何行も使った署名などは必ずしも楽しいものとは限りません。時には長い署名を邪魔に感じることもあります。
署名は1行から3行くらい、多くても5行まででまとめた方がいいでしょう。
例:
先日リーダー会議で夏キャンプの計画を話し合い、日時やプログラムは決まったものの、肝心の場所が決まらない。そこで、キャンプの候補地をメーリングリストで尋ねてみようと思い、メールを書くとき。
×「探してます」 | 何を探しているのか、さっぱりわかりません。 |
△「夏キャンプ」 | スカウト関係者なら読むでしょうけれど…。 |
○「夏キャンプの候補地探してます」 | これなら、わかりますね。 |
わかりやすいSubjectを付けるよう、心がけましょう。
元のSubjectとかけ離れた内容になった場合や、話題が変わったのに元のSubjectのままで多くの人が返信を出している場合にSubjectを変えるときは、メッセージ中に「Subjectを変えました」と一言添えておくと、よりわかりやすいでしょう。
このほか、複数のメールで似たような話題が出ていたので、それにまとめて返信する場合も、新しくSubjectを付けて送信してかまいません。この場合も、メッセージ中に「Subjectを変えて、まとめてお返事します」といった一言を添えておくとよいでしょう。
たくさんのメンバーがいるメーリングリスト上で宣伝をするのは確かに効果がありますが、たくさんの人が宣伝を始めるとスカウティングについて話し合う場が宣伝の場になってしまいますので、宣伝だけのメールの投稿は禁止します。
話題の中で紹介(参照)したいページや、活動の報告を乗せたホームページを紹介したいときは、さりげなく署名欄にURLを書いておくとか、話の中に「参考のページはhttp://www.」等と書くと、見せ方もスマートですし、多くの人に見てもらえると思います。
メーリングリストへ送信する前に、自分が読み手として、もう一度書いたメールを読み直してみましょう。もし、「嫌な表現・・・」とか「変な表現・・・」と感じるところがあれば、書き直しましょう。メールを読んだ時に「なんじゃ!こりゃ!」と怒りを爆発させる前に、それまでのメールの流れや書かれ方の雰囲気をよく考えてメールを書くことも大切です。
また、メールの中にフェイスマーク(フェースマーク/スマイリーマーク/顔文字)を入れることがあります。これは、どうしても文章だけでは微妙なニュアンスが伝わりにくいので、フェイスマークを入れてニュアンスを伝えたい!と付けるものです。冗談のつもりで:-)と段落の後に付けたり、ちょっと意地悪のつもりで書いた段落の後に;-Pと付けたりします。
しかし、あまり多用すると「なんかバカにしているんじゃない?」と受け取られることもあるので、ご注意を!(^-^;
あるメールへの返信を書く時に、元のメールを引用すると流れも分かり易く、読み手にも親切です。ところが、数十行の元のメールを全文引用して、「同感です。」とか2〜3行足しただけのメールを見かけることがあります。こういう場合は、「同感」と感じた部分のみを引用したほうが良いでしょう。
もし、元のメールが読みたければ、コマンドで取り寄せることもできます。(元のメールの情報も付けておくと親切です)逆に、引用を端折りすぎると意味が通じなくこともありますので、意見を交換したい部分に着目して引用すると良いと思います。
また、引用する場合には、元のメールの意図が分からなくなるような引用はすべきではありません。引用部分と自分の書いた部分を分かるように区別しておくと読む方も読み易くなります。
読み手に分かり易くするための引用です。引用は適切に行いましょう。
そのために、誰にでも読みやすいメールを書きましょう。
『じゃあ、なぜ半角 80 文字でなくて半角 70 文字前後で改行するの?』メールでは、相手からのメールの本文を引用するとき「> 」や「鈴木> 」といった記号を付ける習慣があります。メールのやり取りを繰り返すと、すぐに「> > > 」や「私> 鈴木> 」となり、一行当たり半角 80 文字を越す(越しそうになる)ことが目に見えますね?だから、半角 70 文字前後で改行を入れるようにするんです。
メールは出版物と同じように書いた人に著作権があるからです。ただし、引用として使う事は著作権法でも認められています。
許可を取るときは、本人に直接メールしてください。(そのとき「どのメールを何に使うのか」を書いたほうがいいでしょう。)また他人(他所)から受け取ったメールをメーリングリストに転送する場合も、その作者に了解を取って使ってください。
コンピュータウィルスというのはプログラムもしくは、マクロウィルスと呼ばれるMicrosoft Wordの文書ファイルや、Excelのデータファイルの中に仕込まれているものです。これらを電子メールで配布するときは、必ず添付ファイルという形で行なわれます。
メールを読むだけで感染することはありません。添付ファイルを開けてはじめて感染するのです。ですから『添付ファイルを安易に開かない』というたった一つの対策でそれを予防することができるのです。
それともし貴方が、ウィルス情報を手に入れて善意でその警告をメーリングリストに出そうと思ったとしても、それはやめてください。たとえそのウィルスがMailing Listに流れたとしても、『添付ファイルを安易に開かない』というたった一つの対策でそれを予防できるのですから、警告は不要なのです。むしろ伝言ゲームで不正確なウィルス情報が広まる方が危険なのです。
それと、ウィルスと似て異なるものに、デマウィルスと、チェーンメールというものがあります。
デマウィルスというのは、例えば、『GOOD TIME!という件名のメールはウィルスに感染しているので、絶対に読まないで下さい。』という偽のウィルス情報です。先にも書きましたが、添付ファイルを開かない限り、読んだだけで感染するウィルスはありません。
チェーンメールというのは、不幸の手紙と同じように、同じメールを多数の人に発信するように求めるメールです。デマウィルスもこの一種です。最初の発信者はその情報がネットワーク上に広がっていくのを喜んでみています。いわゆる愉快犯です。
チェーンメールにはわかりやすいものから、わかりにくいものまで多数あります。例えば「捨て犬の飼い主を探しています」とか「人助けにご協力ください」などの人探しやボランティアを募るものは判断が難しいです。この手のものは安易にメールを他の人に転送せずに、情報の裏を取って納得してから必要な人に対して行動を起こして下さい。
デマウィルスを含めたチェーンメールというのは、ネットワーク上に無用なトラフィックを増大させたり、不正確な情報によるパニックや混乱の原因になりますから安易にメールを転送したりしないように注意して下さい。
最後に…。忘れないで下さい。『添付ファイルを安易に開かない』ということを。もし、添付ファイルを開く必要がある場合は、それが信用できる相手から届いたものでないのならば、市販されているウィルスチェッカーで検査してから開くぐらいの慎重さが必要です。