今週のフリートーク

今週のフリートーク(97年7月4週)




3歳〜4歳クラシック

今週はいよいよ3歳競馬の重賞のトップを切って函館3歳ステークスが行われる。函館競馬2開催での3歳戦総決算としての意味合いはあるものの、まだまだクラシックはおろか、3歳チャンピオン云々の話は早すぎる。例年この時期に幅を利かせてる3歳馬も、これから秋、冬にデビューする大物たちに追い越され、苦労するのがよく聞く話であり、今走ったからと言って、早熟なだけかもしれないのだ。もちろんすべてにこのことが当てはまる話ではなく、ニシノフラワーは札幌3歳チャンピオンであり、同時に桜花賞を勝った。去年の3歳チャンピオンのセイリュオーも、4歳では勝てなかったもののクラシック戦線を賑わせた。
クラシックの距離や強い相手に負けないだけの力を持つ馬は、堂々と胸を張って出ればよい。ところが、早い時期の3歳重賞を勝ったのをいいことに、極度の不振あるいは明らかな距離不適性であるにも関わらずクラシックへ出てくる馬は毎年必ず何頭かいる。そして賞金でボーダーラインすれすれの実力馬が毎年必ず涙する。とはいえ賞金順の出場枠がある以上、いくら不振だから、距離が合わないからといって特定の馬のエントリーを拒む権利はどこにもない。でもとっくに賞味期限が切れたようなレースでの賞金で貴重なクラシックのいすを持っていかれてはどうもしっくり来ない。
となればクラシック出場枠の賞金順の枠をなくして、これまでのトライアルレースの枠を広げるか、新たに設けるかすればいいことになる。しかるべき時期に、きちっとステップを踏んできた馬にのみ出場が許されるというわけだ。ただ、昨年のフサイチコンコルドの例もあり、極端に別路線を嫌うのも問題ありかもしれない。ただ、真に強い馬を優遇している制度とは必ずしも言えないのは明らかである。


次週へ 前週へ 戻る