今週のフリートーク

今週のフリートーク(97年8月3週)



プロモーションビデオ

最近、いつからかと聞かれてもよく分からないが、テレビで頻繁にJRAのコマーシャルが流されている。春と秋のG1レース期間には、それぞれのG1レースについていろいろ趣向を凝らしたつくりのCMを見ることができる。今年の春に目立ったのは去年の結果を持ち出して、さあ今年はどうなるでしょうというパターンが多かった。まあ、去年のレース結果はいつまで経っても変わらないから作りやすいということだろう。でもやたらと「僕の馬」とか「あの馬」とぼやけた表現にしているのは、下手に特定の馬の名前を出して出走回避されてしまったらみっともないし、また特定の馬を匂わせることによって変に憶測されるのを嫌ってのことだろう。
それと例年夏には「summerJRA」と銘打ち、ファンにとっては気が抜けがちの夏にも休まず競馬にのめりこんでもらいたいとキャンペーンをやっている。今年はご存知柴田恭兵と三浦友和のコンビが夏競馬を演出しているが、ローカルに出かけましょうというのではなく、都会にいながらにして(つまりWINSに行ってということだろう)楽しみましょうというところがおもしろい。ただ夏だからといって白のジャケットでWINSに行く人間はあまりいないと思うが。
まあ、よく放映されてるとあってCMについては浸透しているが、それらとは別にプロモーションビデオなるものが放映されているのをご存知だろうか。CMみたいなものだが、内容はJRA全般のイメージだったり、競馬場の紹介だったり、競馬学校の生徒募集の告知だったりとさまざまである。時間もわずか30秒のテレビCMとは違って長いものでは5分以上はあるだろう。どれもが映像と音楽が主体で構成されており、余計な文句が入っていないのが好感が持てる。
こうした映像は競馬場やWINSに行くと、レースの合間モニターに映されるが、大抵注意がよそへ行っていたり周りがうるさかったりでよく内容がわからない。でもグリーチャンネルでもレースの合間や番組のつなぎで映像は見ることができる。競馬場についてのプロモーションビデオは競馬場ごとに違っていてなかなかおもしろい。
今の時期に流れているのは競馬学校の騎手過程生徒募集のものだ。例年競馬学校出身の人気ジョッキーが出演しているのだが、今年は武豊騎手と柴田善臣騎手だ。この中で2人が言っていた「レースは自分自身との闘い」は、当たり前といえば当たり前だが、妙に印象に残る言葉だった。
長時間のPR映像を流せるのはCS放送だからできることだが、テレビでよく見る映像とはまた一味違っていいものである。


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