今週のフリートーク
今週のフリートーク(97年9月4週)
元返し
当たり前のことだが、競馬に限らずレースでの払い戻し金は、的中した票数と、そのレースでの投票総数をもとに算出される。払い戻し金の算出方法や胴元である主催者の取り分は、競技によっていろいろ違ってくると思うので、ここでは触れない。ただレース全体の票数に対する的中票数の割合が多くなればなるほど払い戻し金は確実に安くなる(これも当たり前)。これはギャンブルの鉄則。しかし、あまりに的中が多くなると、ついには払い戻し金が元金を上まらなくなることがある。これがいわゆる「元返し」もしくは払い戻し金が元金と同じ100円であることから「100円返し」とも言われる。
この現象が起こりやすい馬券は複勝式である。大抵3着までに入れば的中であるから有力馬ともなればその確率はかなり高くなり、それゆえ票も有力馬に偏りやすい。
でも3着以内(8頭立て以上の場合だが)に入ればいいといっても絶対大丈夫ということは決してなく、勝ちに等しいくらいの走りをしなければそうそうできるものではない。
それだけに、程度の大小はあってもハラハラして得られた的中の喜びも、払い戻しが「100円」となってしまっては意味がない。投票すればはずれることもあるのだから、買わないほうがいいに決まっている。
これは何とかならないものだろうか。たとえ人気であっても的中したからには最低1割、つまり110円の払い戻しは欲しい。もちろん、本来払い戻しを100円とすべきところを110円とすることによって主催者は持ち出しになるのは承知している。その額はどれほどになるのか見当がつかないが、ファンに対してのサービスということで実現してもらえるとありがたいと思うのだが。
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