今週のフリートーク
今週のフリートーク(97年10月1週)
同着
先週土曜日の中山競馬の障害レースで、珍しい1着同着が出た。2着以上の写真判定ではレース後すぐに判定写真が公表されるが、それを見ると、なるほど2頭ピッタリ並んでいる。私の記憶が確かならば、1着同着は今年は1月の平安S、8月の新潟の特別レースに続いて3度目である。
同着が出て思い出したのが去年のスプリンターズステークス。逃げるエイシンワシントンをフラワーパークがゴール前きわどく追いつめて、同着かと思われたが、長い長い写真判定の末、実に9mmの差でフラワーパークが差し切ったレースである。その写真判定では、なかなか2頭の差が分からず最後は判定写真を原寸まで引き伸ばしたという。
あくまでこれは推測なのだが、今回の障害レースでの1着同着も敢えて血眼になって着差を見出そうとすればできたのではないだろうか。言い換えれば、去年のスプリンターズSではどうしてそこまでやって1着と2着を分ける必要があったのだろうか。権威あるG1レースだから勝ち馬は1頭のみでなくてはならない、と考えたのだろうか。
今年になってから、そのスプリンターズSの判定写真のアップが雑誌に出ていたのをたまたま見たが、フラーパークが出ていたと言われればそう見えなくもない。でも先入観なしに見れば同着と言われても文句は出ないだろう。
G1に限らずすべてのレースでも限界まで判定写真を見て着差をつけているというなら文句はないが、今年3回も1着同着が出てるので、どうもそんな感じではないような気がするので、ここに書くことにした。もし私があのレースでエイシンワシントンの単勝馬券を持っていたら、文句の一つでも言いたい気分になっただろう。
[次週へ]
[前週へ]
[戻る]