今週のフリートーク
今週のフリートーク(97年12月1週)
G1レース
10月19日の秋華賞で幕を開けた秋のG1レース10連戦はここまで7戦を消化してあとは暮れの中山3連戦を残すのみとなった。
G1レースは特別な雰囲気を持っている。G2以下のレースとは比較にならない。レース発走前のある種のワクワクする感覚はG1レースならではのものだ。それだからこそG1レースに多くの観客が詰めかけ、多くの声援が飛び交うのだろう。
私自身G1レースの盛り上がりは好きである。本馬場入場の曲、発走前のファンファーレは雰囲気をいっそう盛り上げてくれる。
が、最近、というよりここ数年の傾向だろうか。盛り上がるのはいいことだが、G1レースについては盛り上がりの度が過ぎているように感じる。本場馬入場時や発走前の大歓声にゴール前の紙ふぶき等である。
これはJRAの方も口を酸っぱくして注意してるようだがおさまる様子がない。自分たちが大声を出したり物を投げたせいで、こわがったり入れ込んだりして能力が出せなくなってしまう馬が出ることを考えることができない連中の仕業のようであるから、口で注意するだけではラチがあかないかもしれない。
おまけに最近ファンファーレの最中に手拍子をすることが流行りだした。特に関西のG1ファンファーレはいかにも手拍子したくなるやつであるから自然発生的に起こったのだろうか。何か盛り上がるというより異様に感じた。
それより率直に言うとうるさいのである。強引な例えだが、ゴルフの試合中にひっきりなしに声と手拍子で応援するようなものだ。ゴルフはアドレスに入る時はマナーとして静かにする。そこまで静かにしろとはいわないが、サッカーのノリにはなってほしくない。
とはいえJRAもいかにも騒いでくださいとばかりの本馬場入場曲とファンファーレを見直さなくてはならないのかもしれない。ほんとは見直してほしいとは思わないが、盛り上げておいて「静かにしろ」ではちょっと矛盾してる気がしないでもない。
それとG1の格付けは別として、10連戦の中に3歳戦を組み込むのはちょっと強引な気がする。確かに牡牝の3歳チャンピオン決定戦ではあるが、来年4歳でデビューする馬たちにも素質馬が多く、4歳春であっさり逆転されたりする。来年の春を占う意味合いも強く、新馬を勝ち上がったばかりの馬も出たりするレースがそう興奮するレースになるとは思えない。
阪神3歳牝馬ステークスと朝日杯3歳ステークスは違う週に阪神と中山で行われているが、以前のように同じ週にやっても支障ないと思うが。それか同じ競馬場でダブルヘッダーでやればおもしろそうだ。阪神と中山で1年交代でやればいいのでは。
そこでG1が空いた1週にステイヤーズステークスをG1にしてもってくるのもよさそうだが、ジャパンカップと有馬記念の間に長距離のG1を持ってきたところでG1に足りない連中のたまり場になってしまう恐れがある。難しいものだ。
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