今週のフリートーク(98年2月1週)
統一G1(1)
先週は川崎記念のこととダートの統一G1レースについて少し触れたが、先日はJRAの方でもG1のフェブラリーステークスが行われたことだし、ここらで私なりの中央、地方の統一グレードレース(特にG1)に対しての考えを整理してみたいと思う。
さて、中央競馬と地方競馬でのダートの重賞レースについて統一グレードが制定されて間もなく2年目を迎える。昨年は全体的に中央勢が優勢だったものの、地方もアブクマポーロなどの頑張りによりかなり盛り返してきたように思える。
参加メンバーとしては結構充実してたように思えるが、ファンの盛り上がりとしては中央の重賞レースに及ばないように思える。単に「盛り上がり」といってもゴール前で紙ふぶきが飛ぶほど過度な騒ぎを期待しているのではなくて、多くのファンが関心を持っているかということである。
例えば先日の川崎記念の時では、当日のスポーツ新聞の扱いは決して大きくなかった。普段の出馬表と変わらないようなそっけない扱いよりは少しましだったが、中央のG1レースに比べればあまりにも寂しい。
これはなぜかと考えれば、馬券を買える場が限られているということだろう。他の地方競馬場で場外発売をしているようだが、特別買いやすくなった印象はあまりない。今さら地方競馬の場外馬券売り場を設置しようとしても難しい話なので、ここはJRAのWINSに協力してもらうのが手っ取り早いだろう。
馬券はそんなところだが、あとはどうレースを伝えるか、である。今年の川崎記念は地元のテレビ局が中継していたが、どうも地方競馬はテレビで中継される機会が少ない。レースが放映されないのではほとんどのファンには盛り上がりようがない。
それと事前の告知である。統一重賞の開催日程を把握してる人などごく少数だろう。どうもレースがつまらないから関心が低いのではなく、レースがあること自体を知らないので、馬券を買うこともないしレースを見ることもないのではないか。
JRAとくらべて宣伝が不足しているのも原因の一つだろう。大井競馬はトゥインクルレースのときはよくCMを見るが、冬場の昼間開催といえども統一G1なのだから何らかの宣伝があってしかるべきだろう。
強い馬が出て、マスコミもその気になって、競馬場に行けなくてもJRAのWINSに行けば馬券が買える環境にあれば、たとえ平日の開催であってもそれなりの盛り上がりはあるだろう。
とにかく現状のままでは地方での統一G1は競馬場の中だけの盛り上がりで終わってしまうだろう。せっかく中央のG1と同じ格付けになったのだから、もっと変わって欲しいと思う。
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