今週のフリートーク(98年5月2週)

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ファンファーレ

レース発走前にはどこの競馬場でもファンファーレがなる。
よくよく考えれば奇妙なことだが、これがないと競馬を見てる気がしないというのはある。

中でもJRAのファンファーレはきちんと整備されている。
平場レース用、特別レース用、重賞レース用、G1レース用まであり、
すべて名の知れた作曲家の手によって作られている。
その上札幌・函館、福島・新潟、東京・中山、中京・小倉、京都・阪神の5パターンあるのだから手が込んでいる。

その上ほとんどのG1レースではファンファーレは生演奏である。
これで雰囲気は盛り上がろうというものだが、JRAは一方で過度に騒ぐ観客をたしなめておいて、
ファンファーレ等で騒がせるのは矛盾してるような気がしてならない。

そもそもファンファーレをゲート入り直前にはさむ必要はないのでは、と考える。
やるなら本馬場入場の時か発走5分前くらいにしてスタートまで間を持たせた方がいいのかもしれない。

これが一昔前の少々間の抜けたファンファーレなら問題はない。
JRAが今のメロディーになる前のファンファーレは実にのどかだった。
G1を含む重賞のファンファーレでも平場レースのようにのどかな曲調で、とても競馬新聞を振り上げたり
手拍子できるようなものではない。

特にG1のファンファーレがのりやすいものに替わったこともあるだろうが、
ファンファーレにあわせて手拍子したりする変な風潮ができてしまった。
そんなばか騒ぎを見るとG1だというのにどこか冷めた気分になってしまう。
競馬のスタートはあくまで静かでいいと思う。
大声を出すのは最後の直線で十分ではないか。

そこで今のG1ファンファーレを手拍子できないようなスローな曲調のものに替えるか、
昔のやつをリバイバルで使うのもいいかもしれない。
有馬記念なんかで突然昔のファンファーレを使ったときの観客の反応を見てみたいものである。

これとは逆に地方競馬はガンガン盛り上げないとだめかもしれない。
ファンファーレに凝れば客が来るってわけでもないだろうけど、
大井競馬場の生演奏のように名物になるくらいのものがほしいところだ。


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