しかし連勝式馬券はギャンブルだろうか。
確かに当たれば配当は大きいが、その分的中する確率は単複よりグッと下がる。
そうなると狙い撃ちというより一獲千金を狙う感じになる。
これだと宝くじまではいかないが、「勝負」という感じが薄れると個人的に思う。
そういう意味でもっともギャンブルらしい馬券は単純明快な単勝式だと自分では思っている。
馬券の中でもっとも売れる種類は連勝式である。
連勝式のうち、枠番連勝と馬番連勝では馬番連勝の方が、連勝単式と連勝複式を比べれば連勝単式の方が売れている。
これは、100円が1万円になる、10万円になる(あくまで可能性があるにすぎないが)ことが受けているのだろう。
しかし倍率が高いといっても買い目が多いわけだから、1点買いでは済まない。
流しやボックスで数点買うのが一般的だが、的中するのは原則1点のみである。
いわば残りは捨て目である。この捨て目のために的中したのに収支がマイナスなんてことが起きてくる。
私はその点捨て目のない単勝式、複勝式をもっぱら購入する。
単複は原則1点買いだ。その1点が当たるか外れるかのどちらか。
連勝式の外れ方によくある「抜け」や「タテ目」の心配などしなくていい。買った馬だけ見てればいいのだ。
この「抜け」で連勝を外したときの定番言い訳「1着、3着だった」があるが、
これは、外れたといってもそう遠くないだろう、と単なる外れとは区別したいという未練がましい文句だ。
でも3着以内に入る馬がわかってるんだったら複勝を買えばいいのに、といつも思うがそれは消極的だろうか。
単勝や複勝といった1頭だけを対象とする馬券でもままならないのに、
その上2頭も面倒見きれるかと思うのだが、どうだろうか。
実際私は1頭の面倒もよく見れていない。情けないものである。
だけど連勝馬券は魔物のような気がしてならない。ましてや連勝単式はなおさらである。