東京競馬場はJRAの競馬場でも中心的な存在で、いくつもの大レースが行われ、
集客力は日本一を誇る。
そんなメジャーな競馬場の改装が後回しにされてきたのは、
あまりにも大きなレースのせいに違いない。
競馬場の改装となると、ある程度の期間は開催を休まなければいけない。
改装中の競馬場で行えないレースは、別の競馬場で代替え施行される。
たとえば今年の北九州記念は阪神競馬場で、小倉記念は京都競馬場で行われる。
小倉記念が1度くらい小倉競馬場で行われなくても、別に大きな混乱はないと思うが、
日本ダービーが東京の2400mで行われなかったらどうだろう。
ダービーは東京競馬場での施行が始まって以来、他の競馬場に施行を譲ったことはないと思う。
やはりダービーは東京の2400mで行われてこそダービーである。中山でのダービーなんて考えられない。
しかし、京都競馬場では目玉レースの菊花賞を阪神に譲ることなく改装を無事終えている。
平成5年の菊花賞を終えたあと改装に入り、翌平成6年の菊花賞の開催から新装オープンしたのだ。
東京競馬場も同じ方法をとればダービーは東京で続けられそうだが、
秋の天皇賞とジャパンカップはちょっと行えそうにない。
天皇賞はどうだろうか。2000mなら中山の方がスタートから直線でいいかもしれない。
しかし問題はジャパンカップだ。東京の2400mでできないとなると、中山の2500mが有力になるが、
雰囲気が変わってしまうのは否めない。
春と秋の大きなG1レースをどうやりくりするかJRAの手腕に注目したいが、
やはり改装はして欲しい。
メインスタンドの指定席エリアの椅子の狭さは最悪であるし、
風の強い日は寒かったりしてレース観戦どころではない。
同時に馬場も改修するようで、スタートしてすぐカーブの来る、
芝2000m、芝1800m、ダート1600mはもっと走りやすいコース設定になるそうだ。
いずれにせよ、東京競馬場が改装されるのは喜ばしいことである。
そのかわり東京競馬場で行われるべきレースのいくつかが見られなくなるかもしれないが、
そこは1年くらい我慢するとしよう。でもダービーだけは絶対に東京以外でやらないで欲しい。