今週のフリートーク(98年8月3週)

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日本調教馬海外G1制覇を受けて

先日思いもよらないニュースが飛び込んできた。
タイキシャトルに先んじてシーキングザパールがフランスのG1レース
「モーリス・ド・ギース賞」(芝1300m)に出走した。
そして武豊騎手の鞍上で勝利したのだ。

これには正直言ってビックリした。(残念ながら詳細はまだわからないが)
確かに日本で強かったが、いきなり海外のG1を勝てるほど甘くないと思っていた。
海外のG1は少頭数が多いとはいえ今回は12頭立て。
結果を見れば立派な勝利だ。

意地悪なファンには相手が弱かったとか言う人もいるかもしれないが、
紛れもないG1レースの勝利である。
日本の馬は勝つというよりチャレンジすることさえまれなのだから
この勝利は価値がある。

先日このコーナーでタイキシャトルのことを書いたとき、
シーキングザパールが属する厩舎をチクリと非難した。
それで今回シーキングザパールが海外G1を勝ったことにより、
この厩舎への見方を変えるかというとそうでもない。

果敢にフランスまで渡ってG1レースに挑戦したことは評価できるが、
シーキングザパールはもともと佐々木昌三厩舎の馬だったことが引っかかる。
去年の4歳春当時に突然今の厩舎に転厩したのだ。

どういういきさつで厩舎を替わったのか詳しいことは知らないが、
私から見れば自前で馬を育て上げたとは写らない。
野球でいえば強打者をフリーエージェントで獲得したようなものだ。

それだからせっかくの日本馬初の海外G1勝利なのだが、
どことなくスッキリしないのだ。
こうなったらタイキシャトルよ、勝って私をスッキリさせてくれ。


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