私と競馬
私はかつては競馬にはまっていた。
こう書くと、今はそうではないのかと言われそうだが、
当時のギラギラしたものはなくなってしまった。今から4、5年前の私はまさに競馬が生活の中心と化していた。
行けるかぎり競馬場、WINSに通いつめた。
特に大レースは楽しみで、秋の天皇賞やダービー、ジャパンカップを見に
早朝から東京競馬場に行っていた。当時は競馬のない土日など考えられなかった。
土日に競馬以外の予定は入れたくなかったし、
仕事のせいで土日が潰れるなんてもってのほかだった。関西のレース見たさに阪神競馬場に行ったこともある。
当時はグリーンチャンネルはまだ開局しておらず、
関西圏のレースは重賞以外は見ることができなくて、馬券も買えなかったからだ。そんな生活が一変したのは、今から4年前の秋だった。
PAT方式の電話投票を始めてからである。
会員に当選した当時は、これでわざわざWINSに出かける必要もないし、
全競馬場の全レースが買えるんだ、と狂喜した。だが、それを機にだんだんと競馬場に足を運ばなくなった。
なにせ外出しなくても馬券を購入できてしまうのだから。
それと、いたずらに買うレースを増やしても下手をすれば損金を増やしかねない、
ということもだんだんわかってきた。以前の私を知る人は、今の私は競馬に対する情熱が
失せたように見えるかもしれないが、そんなことはない。
まあ、落ち着いて競馬に取り組めるようになった、ということだろうか。今はテレビですべてのレースを見ることができ、買うことができるが、
やっぱり実際に競馬場に行って生でレースを見たいことには変わりはない。
あまりギラギラするのも考えものだが、もう少し原点に帰りホットになって
競馬場へ行ってみたいと思う。