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| 関連記事 チョウ・ユンファ（４８）主演の映画「バレット モンク」（２００４年１月１７日公開）の前売り特典として制作されたフィギュアが、あまりに精巧にできていたため、お蔵入りになっていたことが９日、分かった。肖像権にことさら厳しいハリウッドの壁にはね返された格好で、関係者も悔しがっている。 フィギュアは、映画のメーンカットでもあるユンファが二丁けん銃を構えるポーズを決めている。「ターミネーター２」や「ハリー・ポッターと秘密の部屋」などを手掛けたフィギュアの第一人者・寒河江弘氏（３７）が制作。当初は“雰囲気だけ”のものになるはずだったが、あまりのソックリぶりに、関係者はイメージ使用料発生を覚悟してユンファ側に使用許可を求めた。 １１月に来日したユンファに試作品を見せたところ「金庫にしまっておくから、ぜひ譲ってくれ」と大喜びだった。ご機嫌で試作品を持ち帰ったユンファの姿に、配給の「東芝エンタテインメント」は喜んだものの、そうは問屋が卸さなかった。 いまや、ハリウッドスターとなったユンファの肖像権には、さまざまな問題が絡んでいた。他のキャラクターグッズとの兼ね合いや写真の問題などすべてのハードルをクリアするには、少なくとも数カ月が必要となることが判明。映画の公開に間に合わず、結局、前売り特典は幻となった。 このフィギュアは１１日から東京・千代田区の日劇のロビーで一般公開されるという。 (2003.12月) http://www.daily.co.jp/gossip/2003/12/10/108024.shtml |