事務室第12室


おすすめランチャーソフト(1997.07.26)


 Macintoshユーザー対象になってしまいますが、店主の愛用するユーティリーティーの事など。

 デスクトップからプログラムを一発起動できるランチャーソフトって仲々便利なんですが、システムに装備されてる標準ランチャーって、結構使いずらくて、「結局使うのやめちゃった」って方も多いんじゃないでしょうか?フリーウェア等にも、この手のランチャーって色々ありますが、どれも一長一短で、仲々気に入るものがなかったんですが、色々探した結果、今だに愛用してるのがコレ。シェアウェアのDragThingというソフトであります。どうやらUS版MacUser誌ではネズミ5匹(最高)の評価らしいです。

 アイコンの小型化やレイヤー構造による複数メニューはもちろん、カーソルを画面左上に持って行くとDragThingウィンドーが最前面にアクティブになる等、かゆい処に手が届くウレシイ作り。狭いデスクトップではコントロールバーさえジャマな昨今、店主は最早コレなしにはいられないカラダになっております(いやはや…)。

 現在、最新ヴァージョンの2.0が公開中。サポートWeb Pageからダウンロードサイトへジャンプできます。シェアウェア・フィーもVISAやMaster等のカードを使ってE-mailで支払い手続きができますからラクラクです(付属のアプリを使ってフォームに書き込めば、ちゃんとクレジット情報はマスクされます)。**1997年12月にヴァージョン2.1が登場しました。

DragThing support Web Page

 ちなみにフィーはシングルユーザー用で$15。


きょうふの で・じ・か・め(1997.08.02)


photo & digital effect: ohshima

 今、デジカメ市場は凄まじいばかりの新製品ラッシュ。毎月何種類もの新機種が、各メーカーから次々に発売される空前の活況を呈しています。その一方で、そんな熾烈な販売競争の余波は、思いがけず貧乏店主にも思わぬおこぼれをもたらしてくれました。

 前々から「新しいデジカメ欲しいなぁ、でもまだ高いなぁ…」とか悩んでいた店主の前に現われたのが、殆ど叩き売り状態(失礼!)のこのデジカメ、 RICOH DC-2Eであります。

 41万画素、オートフォーカス、液晶モニター、最短1cmまでのマクロ撮影(!)、PCカード対応という仲々の仕様ながら、ストロボを持たないせいで敬遠されたのか、新宿のYカメラで¥25,600(税込)でGet!これじゃぁ最低画質の入門機の方がよっぽど高いゾ!PC接続キットと合わせて3万円でオツリが来たのは、涙涙でございました(いやはや…)。暗さにも意外に強くて、室内でもストロボなしで全然困らないし、画質も仲々。これはお買得でした。



このデジカメで撮ったサンプル。ファインモードで撮影。約50%に縮小してます。


Microsoft/Appleの提携(1997.08.08)

     

 ま、いっか、とも思ったんですが、一応Macユーザーの端くれなんで、コメントしときます。

 昨日は突然の提携発表ってコトで各メディアとも大騒ぎでしたね。朝日新聞は例によって「マック白旗」の見出しで大喜び(いやはや…)。早速アップルジャパンの原田社長に「一部の報道には「アップル白旗を揚げる」というコメントが出されていますが、スティーブ・ジョブスがMacworld EXPOの基調講演の壇上で、注目している全世界の人々に向かって白旗を揚げたりするでしょうか?(アップルジャパンホームページに掲載されたコメントより)とか逆襲されてましたが(いやはや…)。別にWindows Worldとかを主催するのはかまわないけど、妙に事態をあおった様な報道をするのは良くないよ(いやはや…)。

 まぁ、日本では「Win VS Mac」の図式で捉えた方がニュースとしてのウケがいいんで、どこも大体そんな形の報道でしたが、当然の事ながら、実態はそんな子供っぽい感情論など入り込む余地のない、大人の判断が働いた結果でした。初代Excelの時代からもともとMSとAppleって関係深いですしね。

 この件の背後関係についてはこの記事が面白いと思いますんで、興味のある方はどうぞ。

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 MSの当面のターゲットは「NetScape潰し」でしょうが、やはり気になったのはIEの標準添付って部分ですね。ちゃんとホール問題を解決するならいざ知らず、未対応の製品を添付っていうのは、やっぱりひどいよなぁ。大変かも知れないけど、利用者に責任を転嫁するんじゃなくて、ちゃんと対応していく姿勢は見せて欲しいな(→MS)。