事務室第8室


近況(1997.04.15)

 

photo: ohshima

 相変わらず店主は裏ではチョコチョコと動いております。そこで最近の様子など少し。

 その1:当ページにもリンクを張って頂いてる吉野家うっしーさんのページ用に、2万アクセス突破記念という事で「飛べ!イサミ」のイサミちゃんを描きました。

 その2:こちらももう少しで6000アクセス行きますので、アクセス感謝CGを製作中です。感謝CGに関しては、毎回いろいろ実験的なCG表現を取り入れたりして、楽しみながら描いてます。今回も結構実験してますんで、ちょっぴりお楽しみに。

 その3:以前紹介した看板娘人形は石膏での複製が完了し、石膏像(石膏原型)を修正している処です。前回ご報告してから、早くも1カ月が経とうとしてますが(いやはや…)。こちらも気の向いた時に作業してるんで、仲々進みませんが、また折を見てご報告しましょう。期待してるキミは、店主に励ましのメールをだそう!(いやはや…)


ウルトラQと素顔の声優(1997.04.19)

photo & digital effect: ohshima 

 先日久しぶりに「ウルトラQ」を観たんですが、改めて見直してみると、結構意外な方々が出演されてます。特に多いのが、声優として活躍されてる方々の出演ですね。以前から気付いていた方もいたんですが、改めて観てみたら、おお!こんな方もというのが色々と…

 とりあえず気がついた方々です。

南谷智晴(みなみたに・ともはる)「ガラダマ」でガラダマを発見する山村の少年、マモル役。この方はかなりマイナーかも知れませんが、東映動画のテレビアニメ「宇宙パトロールホッパ(1965)」で主役のジュン少年を吹き替えてた方です。芝居もうまいし、当時の人気子役だったんでしょうね。

羽佐間道夫(はさま・みちお)「燃えろ!栄光」で工藤堅太郎氏扮するボクサー、ダイナマイトジョーにインタビューするアナウンサー。特撮ファンには「キャプテンスカーレット(1967)」のブルー大佐、「謎の円盤UFO(1970)」のフォスター大佐でおなじみ。近年はナレーションが多いみたいですが、OVAの「ジャイアントロボ」にもゲスト出演されてましたね。

森川公也(もりかわ・きみや)同じく「燃えろ!栄光」にスポーツ記者として登場。ジョーに失踪された興行主を攻める攻める(いやはや…)。どちらかというと洋画の吹替えが多いみたいですが、「ザ☆ウルトラマン(1979)」の科学警備隊アキヤマキャップは特撮ファンにもおなじみ。

 ちなみにこのエピソードには他にも穂積隆信氏が出演なさってます。

内海賢二(うつみ・けんじ)「ペギラが来た!」の南極越冬隊員役。「魔法使いサリー(1966)」での、石橋貴明みたいなサリーちゃんのパパが有名ですが、この方はやっぱ「新造人間キャシャーン(1973)」のブライキング・ボスだよなぁ。最近では旅番組のナレーションに欠かせません。特撮関係では「ウルトラマンパワード(1995)」の隊長(の吹替え)でもおなじみ。蛇足ながら、奥様はワカメちゃんの野村道子氏です。


浅草東宝のオールナイト(1997.04.29)

 5月の浅草東宝オールナイトは、先日他界された、日本映画界を代表するビッグネーム、東宝田中友幸プロデューサーの特集であります。

 田中氏のプロデュース作品といえば、ゴジラを始めとする特撮作品の印象が強いですが、当然の事ながら他のジャンルの作品も多数手掛けられてます。かの黒澤明監督作品も、東宝時代の傑作の数々はその多くが田中氏のプロデュースによるものです。

 上映ラインナップは結構総括的かも知れませんが、個人的には谷口千吉監督作品なんかのセレクションが渋いなぁとか思ってます。

 ちなみに料金は1,500円だそうであります。上映時間等については「ぴあ」等の情報誌でチェックして下さい。

浅草東宝:03-3844-3141 

上 映 作 品

5/3(土)

第一夜:特撮

ゴジラ(1954)

空の大怪獣ラドン(1956)

モスラ(1961)

美女と液体人間(1958)

日本沈没(1973)

5/10(土)

第二夜:谷口千吉監督作品

銀嶺の果て(1947)

ジャコ万と鉄(1949)

暁の脱走(1950)

33号車応答なし

奇巌城の冒険(1966)

5/17(土)

第三夜:時代劇

柳生武芸帳(1957)

斬る(1968)

眠狂四郎無頼控(1956)

野盗風の中を走る

上意討ち-拝領妻始末-(1967)

5/24(土)

第四夜:アクション

独立愚連隊(1959)

暗黒街の顔役

国際秘密警察 絶体絶命

100発100中

白熱(デッドヒート)

5/31(土)

第五夜:黒澤明監督作品

用心棒(1961)

悪い奴ほどよく眠る(1960)

赤ひげ(1965)

影武者(1980)

店主注:え〜、わかる作品だけ、公開年を補足しときましたです。 


鹿児島寿蔵展(1997.05.10)

 思う処あって新宿の小田急美術館で開催されてる「鹿児島寿蔵展」を観てきました。和紙を原料にした紙粘土の人形です。さすがに題材は、日本の神話に題材をとってるものが多いですが、形といい、色といい、非常に自由でポップ。なんかイイ感じであります。

 こういう自由な発想で、モノが創れたらいいですね。ちょっぴり刺激を受けました。