正のエラーコード一覧
| エラーコード１ バスエラー | マックはＲＡＭ(ラム)と呼ばれるメモリの中で作業をする。このとき、簡単に言うとデータやプログラムが迷子にならないためにメモリにアドレス(住所)を割り振っている。その住所が実際にはない場合にこのエラーが発生する。機能拡張やコントロールパネルなどの衝突によるものが多い。頻繁に起こるようだったら、追加した機能拡張やコントロールパネルなどのをシステムフォルダから出してマックを再起動しよう。 |
| エラーコード２ アドレスエラー | プラスやクラシックなどのＣＰＵが６８０００系のマックでは、メモリの内容を読み書きするとき、メモリのアドレス(住所)の偶数番地に行くというお約束がある。この約束を間違えて、奇数の番地に行こうとするとこのエラーとなる。 |
| エラーコード３ 不当命令 | ソフトのプログラムは、簡単に言うと小さな命令がいくつも複雑に集まってできたものだ。この命令を、ＣＰＵがひとつひとつ読み込んで処理することによっていろいろなことができるようになっている。ところがその命令が、ＣＰＵにとって理解できない命令だった場合にはこのエラーになる。 |
| エラーコード４ ０による割り算 | めったに見かけない。ソフトの開発中に、正しくエラーを扱えるかどうかチェックするために故意にある数字を０で割るように命令することがある。ところがこのチェックのための命令を削除することを忘れてしまった場合にこのエラーがでる。 |
| エラーコード５および７ | ソフト開発者のためのエラーコード。普通に使っていれば出ない。 |
| エラーコード６ オーバーフローエラー | マックは、数値を処理するときにそれぞれの数値について一定の範囲を割り当てる。だが、用意した範囲よりも数値が大きかった場合にこのエラーを表示する。 |
| エラーコード８ トレースモードエラー | めったに見かけない。ソフト開発者がソフトのプログラムを一度に１命令ずつチェックすることをトレースといい、そのためのモードをトレースモードという。このエラーがでた場合は、またっく偶然にトレースモードになってしまったことを表している。 |
| エラーコード９および１０ ライン１０１０および１１１１のトラップ | マックの中には、とてもたくさんの命令が収められている。けれども、ソフトなどがその命令には用意されていない、つまりＣＰＵに理解できない命令を出してしまったときにこのエラーが発生する。 |
| エラーコード１１ 不当命令などど同じ | これは、パワーマックではかなりよく見られるエラーだ。というのも、バスエラー(機能拡張書類やコントロールパネル書類などの相性の問題)や不当命令(パワーＰＣに対応しないソフトを使った)などがパワーＰＣ用のプログラムの中で発生したときに出る。もしこれが頻繁に起こるようだったら、追加した機能拡張書類などをシステムフォルダからだしてマックを再起動しよう。 |
| エラーコード１２ コアルーチンの不在 | めったに見かけない。このエラーは、ソフトの動作チェックのために使う命令が残っていて、正常な動作が妨げられた場合に出る。ソフト開発の知識がないと対処できないが、システムやソフトのバージョンアップに伴ってなくなっていく。 |
| エラーコード１３ 割り込み命令の不在 | ソフトが動いている最中に、キーボードやハードディスクのような周辺機器が強制的にソフトを止めて別の処理を行わせることを割り込みという。マックに周辺機器からの要求を処理させる方法を教える命令がメモリにない場合は、割り込みがうまくいかず、このエラーメッセージが出る。めったに起きないエラーなのであまり見ることはないだろう。 |
| エラーコード１４ セグメントローダーエラー | ソフトの命令は、メモリの使用量を節約するために、いくつかのブロックにわかれていて必要な部分だけが作業メモリに読み込まれるようになっている。『セグメントローダー』というシステムの命令がこれを行っていて、必要なブロックをメモリに読み込んでいるのだが、何らの理由で読み込みができなかった場合にはこのエラーが出る。 |
| エラーコード２０および２５ メモリまたはメモリヒープの不足エラー | マック自身、または作業しているソフトが使用できるメモリが不足している場合に、このエラーメッセージがでる。しかし、時々マックがメモリ不足していると勘違いしてこのエラーを出してくることもある。もし、本当にメモリの不足だった場合は、メモリを増設したりソフトが使うメモリの量を多くしたりして対処しよう。 |
| エラーコード２６ 不正なソフトの起動 | 使おうとしたソフトが、そのマックに対応していなかったり、壊れていたりして開くことができない場合にでる。ソフトの対応機種や必要なＣＰＵを確認して、再度ハードディスクに入れ直し、問題の部分をなくせば解決する。 |
| エラーコード２７、３０、３１ パッケージの欠損 | システムのなかで、ディスクの初期化のような特定の処理をする命令のあつまりをパッケージという。このパッケージが壊れていたりすると、目的の処理ができずにこのメッセージがでる。システムをもう１度ハードディスクに入れ直そう。 |
負のエラーコード一覧
| 0〜-8 | 一般的なシステムエラー |
| -9〜-21 | カラーマネージャエラー |
| -17〜-61 | ファイルやディスク入出力に関するシステムエラー |
| -33 | ディレクトリが一杯 |
| -34 | ディスクが一杯 |
| -35 | そのようなディスクがが存在しないか、Macintoshか探しているディスクを見つけられない |
| -37 | ファイル名に間遵ったものが含まれている |
| -39 | 壊れたファイルがディスクに存在するか、またはディスク自体に問題がある |
| -41 | ファイルが大きすぎてメモリに入りきらない |
| -42 | ファイルを開きすぎている |
| -43 | ファイルやフオルダが見つからない |
| -44 | ディスクが書き込み禁止でロックされている |
| -45 | ファイルがロックされている |
| -46 | ディスクがロックされている |
| -53 | ボリュームが切り放されている |
| -56 | ドライブ審号に問盟がある |
| -57 | Macintoshのディスクではない |
| -60 | ディスクのディレクトリブロックに問題がある |
| -61 | 書き込み許可エラー |
| -64〜-90 | ディスク読み込み中に問額が発生した |
| -66 | フォントに間題がある |
| -91〜-99 | AppleTalkの工ラー |
| -108〜-117 | 仮想メモリの刮り当てエラー |
| -120〜-127 | ディスクやディレクトリのHFS工ラー |
| -126 | メニューのトラプル |
| -128 | メニューのトラブル |
| -130〜-132 | そのほかのHFSエラー |
| -147〜-158 | カラーマネジメントの問題 |
| -185〜-199 | リソースマネージャの工ラー |
| -200〜-232 | サウンドまたはサウンドファイルに関する問題 |
| -250〜-261 | MIDIマネージャに関する間題 |