■サブ■
下川(GK), 渡辺(DF), 長橋(MF), 中村(MF), 黒津(FW)
■選手交代■
鬼木→中村(ハーフタイム), 我那覇→黒津(78分), 木村→長橋(82分)
■個人的MIP■
伊藤宏樹選手(DF/2)
前日会社の人と泊りがけのバーベキューに行ったんで、試合当日裾野市から車で駆けつけました。
当日は朝から雨。なんかやな予感が。だいたい雨=濡れたグランド状態っていうと去年ろくな目にあっていません。第3クールの等々力での水戸戦とか、43節の平塚戦とか。で、雨が吹き込む中、ホーム側ゴール真裏付近で見ていました。ゴール真裏はゴールに飛んでくる迫力はあるのですが、いかんせん遠近感が分からないから観戦には不向きと言えましょう。
雨のうえ風も強かった。アウェイ側からホーム側へ吹いていて、当然前半川崎は風下。しかも、川崎側が相手ゴールに向かうと風が強くなると思ってしまった。向かい風で相手ゴールに向かうのはつらいだろうなぁ。
試合はというと、なんだかなぁという審判の裁定ぶり。もう審判についてぐだぐだ言うのもいやなんですが、なんでもかんでもイエローカード出しゃいいってもんでもないでしょう。ゴール裏でいつも大旗振っているおじさんも鬼木がイエローカード出されたとたん「そんなのにカード出すなァッ」「今日の審判は今村(注)か?違うよなぁッ」とお怒り。今村主審。2003年度第18節等々力での大事な新潟との2位3位直接対決でカードを乱発。判定に怒り心頭の川崎サポがグランドへ乱入という暴動が起こった。そういえばその日も雨。
そんな中、どちらの選手も集中していい試合をしていました。川崎側としては前半押されぎみでやばかったんですが、ディフェンス陣の集中がすごかった。特に伊藤宏樹選手!もう見てて感動。アクロバティックにボールに足を出して相手パスをカットしたり、その他危機を察知してはカバーリング。点を取ったジュニーニョもすごいけど、ジュニーニョ得点のお膳立てした中村のフリーキックもすごいけど、今日は伊藤宏樹が個人的MIP。うちの嫁もはしゃいで見ておりました。
そんな1位2位直接対決という緊迫した見ごたえある試合の前半も福岡の間接FK、蹴ってすぐにハーフタイムというなんともよく分からない試合の切られ方をしました。まぁ、「時間」なんでしょうけど、じゃぁ、あの間接FKはいったい何の意味があったんだろう?川崎の応援団=川崎華族さんからも憤懣やるかたない声が上がります。そういえば、試合中も「あほ審判」という雄たけびが。。。
確かに審判いなけれゃ試合も始められないんですが、折角の首位攻防戦なんだからもちっとましな審判つれてきて欲しい。いい審判の時は自チームに不利な判定でも納得できたり、あとであの審判もう一回裁いて欲しいなってな感想も持てるんですがね。今回のは二度と来るな。!
で、そんな審判の餌食になたジュニーニョ、鬼木が次節出場停止(涙)。アウグストも箕輪もリーチ。
後半、スタートから関塚監督は鬼木から中村へメンバー交代。川崎の攻撃が活気付きます。前半はいつもと違うフォーメーションとしたため、うまくいかなかったとは関塚監督試合後の談話。そう。鬼木がけっして悪いわけではないのです!しかし、鬼木、カードもらいすぎだよなぁ。
何度かの波状攻撃で得点の匂いがし始めましたがなかなかゴールを割れない。中村からするどいスルーパスが!しかし今一歩。誰もつめられなかった。そんなこんなでいたら、失点のピンチ!吉原ナイスセーブ!!ありがとうゴールポスト!!もっとも吉原の詰めがあったからミスキック誘ったんでしょうけど。
そしてもう、負けたらくやしいけど引き分けでもいいや満足と思ったところで川崎FKのチャンス。キッカーはいつものアウグストではなく中村!ジュニーニョ、ヘディングで押し込む!!おーッ、まさか点が取れたぁってカンジで。そのまま逃げ切り勝利!ジュニーニョはあのFKの場面、ディフェンダがアウグストを見るかジュニーニョを見るか迷いが生じていたと。
にしても、川崎の選手大人になったなぁ。あんなにカード出されても退場者出さないんだもん。審判が出せなかったのかもしれない。
試合後の関塚監督、審判のこと触れられてちょっとその話題は勘弁みたいなこと言ったあとでハーフタイムにそのことはクラブやぼくに任せてくれって選手に言ったらしい。かっこいいなぁ。メンタルヘルスも万全みたいですね。なんかますます関塚監督好きになったよ。石崎さんとはまた違った魅力です。
それにしてもこの勝ちは大きい。こういう試合で引き分けなくなったのが今年の強さかも。