■サブ■
下川(GK), 渡辺(DF), 鬼木(MF), 今野(MF), 町田(FW)
■選手交代■
相馬→鬼木(62分), マルクス→今野(63分),我那覇→町田(75分)
■個人的MIP■
佐原秀樹選手(DF/3)
我那覇 ジュニーニョ マルクス アウグスト 長橋 相馬 中村 伊藤宏樹 寺田 佐原 吉原
前回仙台と対戦したときのイメージから戦前ドキドキしていました。しかも守備の要箕輪選手が警告累積で出場停止。なんということか!ここでディフェンスをどうするのだろう?かなんて考えていました。前回の失点のされかたからして、佐原が出場はないだろう、関塚さんもそこまで辛抱強くないだろうと思っていました。サイドの守備強化のため、
ジュニーニョ 我那覇 今野 アウグスト 長橋 中村 相馬 伊藤宏樹 寺田 渡辺 吉原なんてのもあるかな、と勝手に考えたんですよね。タクミこと渡辺選手は昨年・今年前半と真ん中だったんですが、あえて真ん中二人は背の高い人を並べるということで。私の中では佐原は消えていました。それが、な、ななんと!佐原がスタメン!勝ってきていたフォーメーションに対して、空いてしまったところを埋めるというのが今年も継承されています。昨年の石崎監督もそのような感じでした。うまくいっている部分はいじらない。
しかし、佐原、前の試合で仙台の選手にフライングボディーアタック喰らわせていましたからね。てっきりホサレルと思っていたんです。出るからにはやっておしまい。いつもにもまして大きな声でサハラコールしました。 今日の佐原は安定していました。持ち前の当たりの強さは生きているし、クリアのヘディング、フィードボールなどなどいいのではないかと思わせました。
等々力陸上競技場ではFunky'sというお店がホットドッグを売っています。いつも子供が食べたがるので、今日も買いに行きました。子供はいつものふろん太ドッグ250円。私はいつもお弁当食べるのですが、今日はホットドッグですませられるほど食欲がない。自分が緊張しても仕方がないのですけれど。で、辛いものが食べたくてサルサドッグ(FWドッグという別名)にしようとしたんですが、あえてDFドッグ(チーズ入り)にしました。まぁ、自分がDFドッグ食べてディフェンスの要の選手の穴埋められるなら、100個でも食べるんですが、そんなくだらないゲンカツギでもしないと落ち着かないんで。
試合開始前、選手が円陣を組んでいるとき、サポータは当然一人一人の選手の名前をコールするんですが、我那覇コールの前にちょっと間が。ゴール裏旗振りの方から「我那覇忘れているよ」の声。川崎華族さんから、「分かっている。ちょっと」みたいな声がこのとき、相馬選手が中村選手になにやら真剣に話しをしているし、選手が最終的な確認をしていた模様。それが落ち着いてから「我那覇!我那覇!」のコール。いやー、参った。そのときの状況を察知し、選手の邪魔にならないよう応援するっていう実に素晴らしい応援。華族さんって本当にすごいいい応援団です!
立ち上がり。今まで守備的な試合ばかりでつまらなかったんですが、仙台さんは攻める。おお久しぶりに引いて引いての試合じゃないものを見ている。(前回ホームで見た山形さんもそれほどではなかったですが)なんか面白いぞ今日は。ここで子供が「カキ氷食べたい」。そうです。すごく熱かったんです。でカキ氷買いにいっている間になななんと、前回の仙台戦途中怪我退場のマルクスが復活ゴール!見逃した。幸先いいぞ!嬉しいぞ。
試合前半はそのまた後でジュニーニョ久々のゴール(11節福岡戦以来)と中村ケンゴールが炸裂。前半だけで3-0という圧倒的な試合運び。前回対戦時の鬱憤を晴らしてくれました。佐原選手も先に書いたとおり安定した守備ぶり。こりゃ行けるという感じ。
試合途中、川崎のマスコットふろん太くんが私の席の近くでハーフタイムのために控えていました。子供たちは試合そっちのけで「ふろん太くん」とはしゃぐ。ちょっとだけ高くなっているフェンスの支えに上るこまで現れる始末。ここでゴール裏で旗を振っていた方が「危ないからやめなさい」と注意。スミマセンうちの子もいました。それぐらいいいかな、別に危険ではないし、と思っていたので別段気にしていませんでした。
この試合、J2記録の8試合連続無失点がかかっていたのですが、後半24分仙台の財前選手にやられました。がっかり。でも、なんかこの財前選手応援したくなるんです。昨年残留をかけた試合での動きとか、J2から這い上がっていった選手ということで応援したくなるのです。佐藤寿人も「降格したからはいさよならっていうわけにはいかない」とか言っていたのを小耳にはさんでいるので、応援するのもいいんですが、前回2発も決めてくれているしな。お二人にはがんばってほしい。川崎戦ではお手柔らかに。
この1点からガタガタ来てしまうのでは?と心配したのですが、そんな中我那覇が左45度追加我那覇ゾーンから決めてくれたのはうれしかった。最初あんなシュートでなんで得点が?なんて思ったのですが、コースが実に絶妙だったんですね。あんなに落ち着いて心憎いシュートを打てるなんて。我那覇がより一層大きく見えた。
この後我那覇と交代で入った町田選手が再三惜しいシーンをつくりましたが、4-1でタイムアップ。久々大量得点、FW三銃士の第1節以来のそろいぶみといいことづくめな試合でした。
この試合の一番の貢献者=あんたが大賞に中村ケンゴ選手が選ばれました。獅子奮迅の活躍でしたから。応援団席からゴール裏までサポータに握手して回っていたケンゴ選手。「ありがとうございます」とサポータに丁寧に頭を下げていました。本当にいい選手だなぁ。岡山選手と違ってサポーター席前のパフォーマンスには少し照れがありました。
等々力陸上競技場近くのお寺の一言:
こだわりを捨てれば心は五月晴れ
いやいや、昇格にこだわるなら勝ち点にはこだわらねば。ん?私としてはいい試合を見られてその先に昇格があればいいんです。こだわっているような、こだわっていないような。今日はいい試合見られたから五月晴れ。でも次節アウグスト出場停止じゃん。あぁ、入梅か・・・