■サブ■
相澤(GK), 谷口(DF), 渡辺(MF), 今野(MF), 黒津(FW)
■選手交代■
我那覇→黒津(69分分), マルクス→今野(82分), アウグスト→渡辺(86分)
■個人的MIP■
なし!
ジュニーニョ 我那覇 マルクス アウグスト 長橋 相馬 久野 佐原 寺田 箕輪 吉原
9/11もホームで昇格をつかめるという日。そして今日も自力で昇格を勝ち点の上でつかめるという日。それに対して、ホームでありながら後半逆転されてのしかもホームでありながら1万人以上の観衆を集めた目の前で同じようなことを繰り返す敗北
いくらなんでも酷すぎる。確かに、試合内容としては前回の大宮戦に比べればましでした。攻撃の形をいくつか作れていたし。しかし、今求められているのは経過ではなく、結果なのではないでしょうか?今年の川崎の合言葉ってなんでしたっけ?Mind-1?あ、あれは後一歩でとり逃がすっていう意味ですか?
あ、大幅にこのサイトの趣旨を逸脱した発言でした。それだけ情けなかった。何度も言いますが、今見たいのは結果だけです。敢えて経過に目を向けるのであれば、相手チームに押されてオタオタする姿を大観衆の前にさらすんじゃないの!今までの戦い方みたいに堂々としろと。なんだか、同点にされてからはやられるんじゃないかどうしよう?という雰囲気しか感じられない!特にフォワードのあんたとあんた!何やっとんじゃ!!もっと自分をしっかり持ったり、周りをきっちり視野に入れたりせんか!何が何でもゴールにねじ込むという山形の林、大島のような気迫が感じられん気迫が!!
さて、以下冷静に。スタジアムの雰囲気ですが、16,728人しか入りませんでした。このあたり、新潟さんの方が偉いですよね!ホームであれだけ勝てない、引き分けているにも関わらずあれだけたくさんの人が来るんですから。大都市のビッグチームに挟まれたチームだからしょうがないとかもうそんな自己弁護はやめませう。なんかお客さんを集める手立てがあるんじゃないかと。しかし冷静じゃないな。
で試合は開始早々山形FKのチャンス。いきなり失点か?今日もだめか?という場面でしたが、ここはなんとかしのぎます。前回ホームの大宮戦に比べて前半は格段にボールは動かせています。酷かもしれませんが、アウグスト様がいるいないの差は未だにこんなにでかいのかと。そして、相馬選手飛ばしすぎなのでは?と危惧するほど攻撃参加に、守備のコーチングに大忙し。で、中盤でアウグストボール奪取。それをヒョイと相馬にパス!相馬左サイドを上がる上がる!で左足クロス!ドンピシャマルクスの頭に合わせる。先制点!!いや、久しぶりにすかっとするクロスとヘディングシュートを見ました。
この後、山形の猛攻もあるが、全員守備という感じでそれこそ相手のシュートを体のあちこちにぶつけながら抑える。なんとか前半終了。
ま、正直この時点で「勝てる」と思ったのが間違えの元だったのかもしれません。相手はあの2001年最終節で川崎が昇格を阻止してしまった山形です。そんなにすんなり引き下がるわけはありません。まして、相手もJ1昇格を賭けて必死で戦っているチームです。そして、川崎はなぜかチャンスを作るもより安全に行こうとするようなシュートばかり。「置きに行く」ようなシュートばかり。何かの記事でシュートはゴールへのパスということを否定し、シュートはもっと積極的にみたいな記事を読んだ気がしますが、今回の川崎FW陣は明らかに「置きに行く」ような、ゴールへのパスといったシュート。そりゃ、キーパーも取りやすかろう。相手キーバーが横に飛ぶなんてシーンを殆ど見てません。ジュニーニョも怪我明けできついのか、いつもの切れもあまりなく、シュートも打てば枠外。ならばと他の人にパスを出しますが、受けた選手が決められない。そして、本人のクロスはというと素っ頓狂。ワンツーの形であればいいですが。
それに、中盤の制圧力がなく、もうだめだめな状態。そんな中昨年まで川崎にいた林選手登場。その林選手にゴールを奪われ同点。この時点でも自力昇格可能なわけでした。が、なんだか中途半端に攻めて守備が下がりすぎて、中にぽっかりとすきが出来ておたおたしているうちに大島選手に点を取られた。でその後パワープレーじゃってんで全員が上がるわけでもなく相変わらず中盤は制圧されて、セカンドボールも拾えない状態で攻めちゃゆるゆるシュート、相手に跳ね返されたボールは取られるで終了。
いいところが全て消し飛ぶ内容でした。年間チケットも持たない一見さんが多いんだから、もっと心に残るこれぞ川崎っていう「前へ」という姿勢を見せた試合を見せてもいいんでないかい??前へってつまり攻撃しっぱなしでシュート打てばいいというのではなく、受けてたつというのではなく、チャレンジャーとしての気持ちを持って前に進んで行く試合を。王者の風格なんて似合わないって。